QRPリグに対応し保証認定を通したパワーアンプHardrock50の改修を行った。
課題は大きくふたつだ。
①6mのVSWRが高く送信が出来ない。
サイトを見ると改造方法の記述がある。手元のHardrock50は、シリアル1300台なのでギリギリ改造対象機種となっている。
実は、それに気づいていたが改修を行ってなかった。
②時々液晶画面の表示がおかしくなる。
フォーラムを確認すると液晶の半田付け不良と書いてあった。
ついでに気になる点の改造も行った。
6mのVSWRの改善は、QSK基板との接続ケーブルコネクタへ、33pFのセラコンを取り付けた。
液晶の半田付け部分を眺めると半田付けが甘い感じがしたので、そこを集中的に改善した。
更に、同軸コネクタへ繋がるケーブルへの半田付けのやり直し、また受け側の端子台への接続を見直した。
さてさて、改善できただろうか?
[動作テストの結果]電源は、移動運用で使う3セルのリチウム電池だ。
・液晶表示は、正しく動作するようになった。
・6mの信号が切れる問題も解決したようだ。
・また、6mのVSWRをダミーロードを取り付けて実施したが、1に落ち着いた。
・この時の出力表示は、予想を超えた45W表示となった。
今は、周波数の切り替えは手動で行っているが不便は感じていない。気が向いたら自動切換え用のケーブルを作成するかも。
HFでの運用テストは、昨年の「東京CWコンテスト」で行った。
今回の改修で、更に動作が安定したようだ。残るは、改修後の6mのテストだ。
ところで、Hardrock50を購入した頃は、為替が105円程度だったけど・・今は更に15%円安!
それでも、お買い得感はあるとおもう。
6mのテストは、いつ出来るやら。