最近秋月電子で不思議なSBCを見つけた。40mmx40mmの基板にCPUコアが4つ実装されたNanoPi NEOシリーズだ。
ラズパイが発売された頃、これで何が出来るんだ?と疑問に思っていたが・・
NanoPi NEO 1680円、NanoPI NEO2 2400円。調べると一昔前のスパコン性能のCPUが搭載されていてネットに繋げばコンピュータとなる。
NanoPiシリーズはHDMI出力も無くしてCLIのみと割り切りコストダウンした点が評価できる。勿論、相応のCPU能力を持っているのでGUIの導入も可能だけど・・
本家http://www.friendlyarm.com/に注文してLCDも手に入れた。梱包材込みでこのサイズ。
CPU基板は100円玉を縦横2つ並べたサイズよりも小さい。
USBケーブルを差すとPOWERONだ。ネットワークケーブルを接続してないがUSB側にはポケットwifiが接続されている。そのルータ機能を使用して手元のPCと接続。
手元のteraterm等を使い操作すると下記のようにlogin出来る。
VirtualBoxを入れてLinuxするよりも断然早いしホストPCへの影響などない。
Unix Benchの結果は下記の通り。
NanoPi NEOは以上の結果だけどNEO2はこの5割増しの数字か?
でUnix Benchの基準となっているSUN SPARCstation20(計測値10)を2000年頃業務で使っていた。
それが今では40mmサイズでおもちゃ仕様???、当時の50倍の性能、超絶省電力、10-100倍のネットスピードで卒倒寸前だ。
2005年のSUNブレードサーバ並みの性能だな。これは使い道は多いかもしれない。