「男おいどん」だろが! サルマタケ!! これが真の四畳半元祖。わしらの世代にとっては当たり前田のクラッカーである。(笑)
5日の土曜日、再びメディア芸術祭京都展に行って「四畳半神話大系」全11話を観てきた。予備知識はわざと仕入れず観に行ったのだがおもしろいアニメだ。去年やってたのをまったくスルーしてたよ。13時30分から原作者と脚本家のトークが1時間半ほどあってその後一気に全11話を上映。終わったのは20時過ぎ・・さすがに疲れた。
原作では4つの話が同時進行するそうだが監督がそれを9個のエピソードに切って10話でコペルニクス的SF転回をして11話ですべての話を一つにしたそうだ。ほー、なるほど。確かにすべてのエピソードが少しづつ重なっていて重層的な展開だ。んでもって7,8,9話で重なる部分が増え、10話の急展開で え? と思わせ11話ですべてのエピソードが見事につながる。各エピソードの伏線もすべて回収されている。11話で「あ、これは伏線だったのか」と気が付くくらい。(笑) 凝った演出だな~。
また原作者と脚本家のトークが面白い。あっという間に1時間半が過ぎた。「明石さん」ってキャラはそうやって生み出されたのか。つーか、本当にそんなセリフを言う女性がいるんだな。原作者にとってはトラウマのようです。(笑) また「小日向」さんというキャラは監督が「このキャラは絶対大きな意味を持つキャラに違いない!」と言って原作者に尋ねたら原作者はそんなキャラがいたことを完全に忘れていたとか・・ この人完成した作品はもう過去のものとして忘れるんだって。(笑)
でもこのアニメのキャラの絵柄と動きは「くれよんしんちゃん」のような気がするんだが・・