桜高新入生歓迎会２時間目

ということでGWの滋賀県豊郷町での「桜高新入生歓迎会２時間目」に向けて制作開始。

　「コナン」も「Another -アナザー-」も裸足で逃げ出す「けいおん」初の本格的ホラー？ミステリー？（笑）　しばらくはこっちに注力しますので他はお休み～。こういうのも全部「描く練習」になるしね。

　でも久々に「けいおん」キャラを描いたが描き方忘れてるな～。リハビリリハビリ。（笑）　

　ああ・・豊郷行くの半年振りか。この間NHKのクローズアップ現代で「アニメの聖地巡礼」を取り上げていたが最近やたらと舞台となる特定の土地を背景としてリアルに描くのはアニメ各社の経費節減という側面もあると言っていた。深夜アニメが大量生産されるようになってから背景をいちいち新たに描くのは手間も金もかかるのでロケハンで撮影したデジタル写真をベースにして背景画にしていると。これだと描く手間がかなり省けるそうだ。特に地方に拠点を置くアニメ制作会社にとっては極めて重要なコスト低減策なんだそうだ。それで最近「なぜこの土地が舞台なんだ？　話の内容からして別に他の土地でもなんらおかしくないじゃん」と思われるアニメが多いのか。

　そしてそのアニメ会社の苦肉の策が舞台となった土地の自治体の町おこしに大きな影響を与えている。突然降ってわいたように増える若い観光客。最初は今まで縁のなかったような若い観光客が急に増えることに戸惑う。しかし原因がアニメだとわかって急に町おこしにつなげようと躍起になる。しかしそれが行き過ぎると逆に聖地巡礼者から反発を受ける。

　今は昔と違ってネットの情報伝達の速さでアニメフアンたちの情報が瞬時に全国、いや世界中に伝わる。彼らは自分でいろいろあーだこうだと調べてそれを仲間内で教えあって盛り上がるのが好きなのだ。だから行政側があまり押し付け気味にやろうとすると反発される。そこのさじ加減がなかなか難しい。でもまずはフアン達の勝手な盛り上がりを見守りそれをさりげなくサポートする姿勢がいいのではなかろうか。

　そういう意味では「けいおん」非公認である豊郷町の今のやり方は微妙にいいバランスを取っているのではないだろうか？　同人即売会に校舎を貸してくれるなんてまず昔では考えにくいから。（笑）