いつの時代も大型戦艦は男心をくすぐるロマンなのだ! このネタは今回の戦国4コマ漫画のテーマから離れてるし、そもそも版権やら著作権やらややこしいので商業紙に既存のアニメなどの名前を出すのはまずかろう。でもやっぱこの世界初の大型鉄甲戦艦を描きたい!!という男のロマンがわしを突き動かしたのだ。(笑)
信長が九鬼嘉隆に命じて建造させた幅12.6m、長さ23.4mの大型安宅船で鉄板で装甲して大砲3門を搭載した当時としてはまさに宇宙戦艦ヤマト並みの超巨大最強戦艦だったのである。鉄板が鉄砲弾の貫通を防ぐほどの強度があったかははっきりしないそうだが毛利水軍の主力兵器、焙烙火矢(船に火災を起こす一種の手榴弾)を防ぐ効果はばっちりだったらしい。
この鉄甲船で信長は見事、第二次木津川河口沖海戦で毛利水軍を蹴散らした。まさに宇宙戦艦ヤマトが冥王星のガミラス基地を壊滅させたようなものだ。しかしその後この鉄甲船がどうなったかは不明。一説によると大阪湾に放置され朽ち果てていったという。それもまたヤマトのようでもある。(笑)