数日前、走行中に道路の真ん中を歩いている犬を発見しました。
危ないので、一旦車を停車させると、その犬はこちらに駆け寄ってきた。
さすがに状況的に車に跳ねられそうでヒヤヒヤもんでしたが、
シェルターに向かう途中で、時間に余裕もなく、停車させた車から離れようと
しない犬に後ろ髪引かれつつも、車を走らせた。
だけどどうしても気がかり、結局300メートルほどでUターンさせた。
とっさに、近くに住む知人に携帯で連絡を取り、現地に来てもらうように
話をしている最中にも、又もや道路のど真ん中を歩いている犬の姿があった。
その真正面から大きなトラックが結構なスピードで向かってくる。
危ない!!
もう跳ねられてもおかしくないすれすれでトラックは通過し、
危うく犬は跳ねられずに助かった。
兎に角、安全な場所に避難させなくては、いつも車に携帯しているフードの
封を急いで開封し、バサッと・・・かなりお腹が空いていたのか
すごい勢いで食べ始めた。
とても痩せている、皮膚疾患を患っているようだった。
5分後くらいに知人が駆けつけて下さり、その方のお知り合いの方に
一時避難として預かって頂くことになりました。
車に跳ねられそうな犬と出くわし、時間もなく場当たり的状況での
緊急保護劇でした。
犬はとっても人懐こく側に寄って来て離れようとしない仕草や
寂しげな目の奥からは優しい性格が伝わってくる。
それにしても道路のど真ん中を歩く姿はまるで自殺行為のようだった。
犬は柴犬で、明らかに首輪の後がくっきり残っており、つい最近まで
何処かで飼われていたと思います、ガリガリに痩せていたことや
かなり空腹だった状況から、数日間は放浪していた様子です。
これまでの医療行為
フロントライン、血液検査、、便検査 皮膚検査などを行いました。
フィラリア検査、便検査は(陰-)でした。
皮膚病は免疫性によるものと思われますが
一まずは治療として、投薬で皮膚の改善を試みることになりました。
近日中に薬浴シャンプーも予定しています。
年齢は8歳くらい 歯は結構綺麗です。
体重は7,8kg程度で女の子
まだ一度も吠えていないようです。
大人しく、人懐こく、賢い子で本当に飼いやすい女の子です。
現在食欲もあり特に弱っている様子はありません。
様子を見て避妊手術を致します。
資金に余裕がありません。
このわんちゃんの医療費と保護に伴う資金援助をお願い申し上げます。
又、シェルターにおいても間もなく全頭フィラリア予防の期間に入ります。
どうかご支援を宜しくお願い申し上げます。