ドッグシェルター

保護犬の紹介、お知らせ、ご支援のお願い

邪魔になった多頭飼育の犬について

2008年09月22日 | 譲渡犬里親募集
状況がかなり切迫した状況になってきましたので、
HPにて新しい家族募集及び犬のプロフィールをUP致しました。
犬種は全てシーズとマルチーズのハーフです。
殆どが一歳前後から3歳までの若いわんちゃんばかりで、健康状態も特に問題なく
元気です。
多頭飼育で育っている為、先住犬がおりましてもフレンドリーだと思われます。
わんんちゃん達が邪魔者になっている状況でもあり、一頭でも一日も早く
新しい家族を募集致します。

<譲渡犬お申し込みについて>


邪魔になった子達

2008年09月20日 | 保護犬rescue
子どもが障害を持ち、その子どもの為にと犬を飼い始めて、避妊、去勢せず
気が付いたら、多頭飼育になってしまったといい、増え過ぎて手に負えない
邪魔になった、世話が大変だ、そんな理由から、引き取って欲しいと
相談がありました。
飼い主は、子どもの為に飼った犬を身勝手に増やし、世話が大変になると
手離したいと喚く、結果的に子どもさん自身も、犬が邪魔と思うように
なってしまった。
命の大切さを教えるのは、親の役目でもあると思います。
動物を飼うことの責任は、自然繁殖で増やさないこと、増えてしまっても
家族で責任を持って飼養する覚悟と自覚がないばかりに、犠牲になるのは
いつもわんちゃん達。


ご存知のように、DSVは10頭以上の多頭飼育を一度にレスキューできるだけの
資金的余裕がありません。
犬のいる場所までの交通費にさえも費用がかかります。
飼い主さんに避妊去勢を薦めましたが、経済的余裕がない。お金が無い。と
一点張り。こちらも無いのですよ。と言いたい。
保護してもまずは避妊去勢が先決になります。
不妊手術平均2.5万円や、ワクチン接種代、引き取り時の移送運搬交通費
など、資金無くては思うように動けないのも現実です。
しかし、この子達はみんな性格もいいし、何一つ罪はありません。

DSVにおいて今保護している子達の医療面でのケアーも当然ながら
うんこ一つ落ちていない清潔な施設を保ち、一頭ずつ10分刻みで
運動場に出し、遊ばせてあげたり、飼育スタッフは一日中、
分刻みで動いています。お世話の限界を超えては、何より犬にしわ寄せが
来てしまうのは、可哀想なことです。
そういうことで収容頭数にも限度があります。
朝一番からのお散歩、午後から夕方までのお散歩と運動場での適度な遊び、
全頭致します。シェルターの犬達に退屈な思いを少しでもさせない様
DSVのモットーである、全頭のお散歩又は運動場での適度な運動を
毎日実践しています。
午後のお散歩は全頭になりますから、飼育スタッフは本当に忙しく動いています。

そんな限られた一日を家族の居ない保護犬達の為に、
一生懸命に働く飼育スタッフがいてくれるからこそ、いつも清潔で、
出来る限りのケアーを行い「気配り目配り心配り」に努めることも
可能になります。シェルター内での飼育スタッフの存在は犬達の為にも
なくてはならない存在です。

DSVの活動は地道でピーアール力不足ですが、どうか資金援助にお力添えを
お願い申し上げます。


ボール遊び編 家族を待つ犬たち

2008年09月12日 | シェルターでは
クッキー 女の子  3歳  室内飼育希望(おトイレのマナーできています)


ランディ男の子  3歳  室内飼育希望(おトイレのマナーできています)


シロ  5歳  男の子 (室内飼育希望おトイレのマナーできています)


ミュウ 1歳半 女の子室内飼育希望


このボールをプレゼントいただきありがとうございます。


保護犬達の為に、継続的な温かい善意を宜しくお願い申し上げます。


徳島から来ました。

2008年09月09日 | ナツメ
5月にもご紹介させて頂いていたわんちゃんです。
性別女の子
避妊手術済、9種ワクチン済、フィラリア検査-
フィラリア予防しています。
年齢10ヶ月くらい
体重6kg
小型犬の体型です。小さな身体で野ざらし状態で懸命に生きて来た
苦労犬なんです。
仔犬の頃に捨てられたようで、他の犬にいじめられたり、苦労を一杯しています。
大人しくかなり賢い、おりこうさんです。
何処の場所、誰の近くにいればご飯を貰えて、生きていけるか、
仔犬の頃から、生きる為の知恵で培ったのか、分かっている子です。
本日助っ人の徳島Oさんが引き取りに行って下さり、
淡路Pで合流し引き取りました。


この小さな身体で、小さな頃からたくさんの苦労を経験して来ました。
宜しくお願いします。

因みに、5月の頃の姿はこれです。
まだ、首輪さえしていません。その後Oさんが付けてくれました。



今徳島県ではダニによる病気が蔓延しているそうです。
全国一ダニの被害が多いと聞かされ、唖然!犬が可哀想です。
しかも、徳島の愛護センターや保健所から、飼い主に向けて
注意や予防を促す警告がなされているのでしょうか?
山や草むら、雑木林で放浪している殆どの犬達がダニに吸血されて、
その後治療をしない場合の命は一ヶ月と持たないらしいです。(獣医さんより)
徳島で同じ場所にいた野良ちゃんも、ダニによる病気が原因で亡くなりました。
現地の人にお話を伺うと、ちょっと怖いくらいのダニ被害。

この子の場合、5月の避妊手術の際にフロントラインをつけたので
暫くは予防できていました。しかし、、効果がなくなった時
ダニが付いて、危険な目に合いました。
点滴と治療薬で、現在では元気になっています。
8月23日頃にフロントラインを付けています。
今回ある程度の治療を終え、引き取りました。


山や草むら、雑木林に犬を連れて行く場合は、必ずフロントラインプラスを
つけてから行った方が無難です。