大雨による浸水被害、倒壊、河川の決壊、土砂崩れ等、列島が酷いことになってますね。
私は1960年の7月に北海道岩見沢市で生まれました。
8歳…7歳の時に1968年十勝沖地震
に遭いましたが、以来これといった震災や被害に遭ったことなくこれまで生きてきました。
十勝沖地震が起こったその時、小学校の教室にいて、黒板や教室の壁が倒れていたのを覚えています。
みんな机の下に隠れてて揺れが治まってから担任の先生に引率されて校庭に集合。
家に帰ってみたら金魚鉢はひっくり返り、父のコレクションだった洋酒のミニボトルを飾った棚が崩れ落ちてグチャグチャになっていた。という記憶だけが鮮明で後は何にも覚えていません。
11歳の時に北海道を離れ、家族と共に関西へ。
阪神淡路大震災の時は京都にいて、早朝の大きな揺れで飛び起きたものの、何の被害もなく何にも知らずに会社に行きお昼休みに食堂のテレビに釘付けになってました。
台風の被害も大雨の被害も強風の被害も地震の被害もコロナの被害も特になく、テレビに連日映し出される被災地の映像にいかに自分が平和に生きているか…😢
我が家には5匹の😺と一匹の🐶がいて、いざ避難勧告や避難命令が出たとしても到底置いてはいけないので、家に留まるつもりです。
こういうことが現実にあるとペットを連れての避難はとても出来るはずもなく、地震や水害が起こったとき、自分たちはどうすべきか普段から考えてしまいます。
我が家の場合、水害というより裏山の土砂崩れの可能性のが大なんですが😅
幸い、2階があるし間取りだけはある古民家なので危険を感じた時は玄関側の部屋で過ごすようにしてます。
2011年の東日本大震災の後、
夫婦共にアウトドアの趣味はないけど、非常時に役立つかもと、テントを買い、寝袋に折り畳みの簡易バケツに非常食も常備して避難所に行かなくても自力で何とかしようと一式揃えたけれど、1度も使うことなく今日に至ってます。
59年のうのうと生きてきて、まもなく日付が変わります。
今日8日は私の60歳の誕生日でした。
これまで細かいこと言えば、嫌なことや辛い事、色々あったなぁと思うけど、濁流に飲み込まれ、泥にまみれた住み慣れた変わり果ててしまった我が家を前に途方に暮れている被災地の方たちと比べるとなんて私は幸せなんだろう…と、この幸運を噛み締めます。
でも、今日まで無事でも明日には我が身かもしれない。
今まで平穏無事だったツケの回収が明日あるかもしれない。
そんなことを思う1日を過ごして60回目の誕生日が過ぎようとしています。
まだまだ雨は止みそうもないみたいですね。
危ないな…と思ったら早め早めの対応で命を守りましょう。
どうか、今以上に酷いことになりませんように…