彼女がまた肉が食べたいモードになってステーキを食べに出かけた。いつものあさくま、ブロンコではなく、今日はものは試しにと最近甚目寺に出来たステーキ宮をチョイス。このお店、開業当時とは経営が変わっていますが、発祥は昇り龍さんのいらっしゃる栃木県なんですね。メニューを見るとアメリカ産のサーロインステーキが999円と安かったのでこれを注文しようと思ったのですが、彼女が宮ロースがいいという。私より高い肉を絶対に注文したくない彼女がごねるので、私も宮ロースにしたんです。
どこのステーキ屋に行っても、ステーキソースを使わない私はいつものようにテーブルソルトとブラックペッパーをかけおもむろに切り分け、その肉を口に放り込んだ。値段の割りに脂が乗っていて美味いんじゃないの?でも緩い肉だなぁ・・・。彼女も一口目から嫌~な顔をしてました。私が食べ終わる頃、彼女は半分にも届かぬうちに食べる手が止まってました。
思えばその時に気づけばよかったんだ。だって、生まれてこの方牛ロースを食べ続けてきて、こんな噛み応えのないものは初めてでした。食べ終えた私は、いつものように携帯で会員登録したりクーポンゲットしたりドリンクバー飲み漁ったりしてたんです。で、ふとメニューの表記の中にこのような文字列を発見したんです。
なんだなんだ!?加工肉ぅ~??どおりでラブホでいただくステーキ丼の肉のような味だと思ったんだ。ステーキ宮が自信を持ってオススメする宮ロースなんて書き立てておいて、これだもんなぁ・・・。加工肉だったら「焼き方はいかがいたしますか?」なんて訊くんじゃねー。全部ウェルダンで焼いてこなきゃ。
ちょっと検索してみたら出てきた。
ナリナリドットコム 150gステーキ換算で年間2,000万食、人工霜降りステーキとは。
そういえば少し前にこういう記事も見ていた。
asahi.com ももなのに「ロース」 焼き肉業界の慣習、規制対象外
"ステーキ宮が自信を持ってオススメする宮ロース○○○g"が実際はロースではなく加工肉だった。”ステーキ宮が自信を持ってオススメする加工肉○○○g”と表記するべきだと思うのは私だけでしょうか。皆さんはどう思われますか?