EOS Kiss D初代からのデジイチフリークが、30D購入で深みにはまって写真三昧な毎日を送っています。
~どりさまフォットな毎日~





 昨年末のオフ会で、今年の12月にグループ展をやろうという話になった。とんでもないことである。なぜそんな話に至ったかというと、その日集まったみんながそれぞれ取り巻く環境も変わり、ゆっくり写真に向き合う時間が持てなくなったこと、ツイッターやフェイスブックなどの手軽なSNSが発展したことによりブログが面倒臭くなってしまったという話題がきっかけになったのです。何か変化をつけるために、写真に向き合う契機を作るために大きなイベントが必要だ、グループ展がイイ!と、確か新宿の徒然なる御人がぶち上げてしまったんです。だれも反対しなかった。少なくとも私は何かきっかけが欲しいと心の奥底で思っていたんだと思います。

 さてさて、そんな事を言いながらも私は写真に向き合う時間がごく限られていて、デジ一持ち出して撮影なんてことはなかなかに難しい。となると、ショルダーバッグにいつも忍ばせてあるGX100が頼みの綱なのだが、最近すこぶる調子が悪く、折角のEye-fiカードは宝の持ち腐れ状態だ。『きっかけだ、きっかけが要るのだよ・・・』ここは一つ新しいコンデジを買うしかないだろう。さすれば枯渇していた写欲が泉のようにこんこんと湧き出るというもんだ。金はどうする?どうするんだ俺?なんとかなるさ。今年の俺は運気上昇らしいからな。フフフ・・・ と、相変わらず根拠のない自信で押し通ることにした。

 最近流行りのミラーレスやらなんやらはレンズ交換式でコンデジとは呼べない。私の吉田かばんには収まりが悪い。沈胴式の光学式ズームレンズのついてる大き過ぎないのがいい。虫屋の私にはマクロは必須です。寄れないコンデジは要らない。いろいろ調べているうちにこのXZ-2に辿り着いた。バリアングルな背面液晶も虫屋にはもってこいなんじゃないかと。i.zuiko digitalレンズの描写力はハンパないし、これならテンション上げ上げでいけるんじゃないかと。

 ネットで最安値を探していたら、初期不良品で基盤交換して工場から戻ってきた修理品Aランクが見つかった。格安です。金もないのに躊躇せずポチってました。そして遂に我が手元へやってきた。

 前置きは長いが結論を言うと、どうしたもんか困惑しています。どうやって使ったらいいかわからない。モノは質感も豊かで持つ喜びに溢れている。どっかのフォトブロガーがその風格をしてジムスナイパーかジムカスタムって言ってたけど妙に納得。格好のいい硬派なカメラです。何が困るかというと、換算28mmのワイド端です。グルメ撮影も多いし、狭い路地フェチでもある私には長過ぎる。身体に染みついてしまっている24mmという画角。テーブル撮影でプレート全体をフレームに収めようとしたら、カメラを胸元に構える必要がある。そんな撮影スタイル経験がないからやり辛いことこの上ない;;昆虫だってそうだ。広角でべた寄りするからこその臨場感だ。私には28mmだと被写体を大きく切り取るしか能がないって感じがします。

 傷をつけないうちに売ってしまった方が良いのでは?という心が働いています。






OLYMPUS STYLUS XZ-2


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