昨年10月に「被せが取れて以来歯抜け」になった私。
数軒のトンデモ歯医者に翻弄され、漸く辿りついた所も、コロナで一カ月休業と、踏んだり蹴ったりでございました。
もう、歯なんて、どーでもええわ~と、開き直ったのが功を奏したのか(違うだろうけど)漸く歯医者から電話があり、一カ月ぶりに初診。
それがゴールデンウイーク明けでした。その際は院長先生の担当で、私の歯をくまなくチェックし、それはそれは、華麗なテクニックで「痛くもかゆくもないのに」たちまち元通りになったのであります。
たった一日で元通りなんてと、お礼を言ったら、これは「仮歯」ですて(ちぇ・・・
で、2日前、2回目の診療日、バスを乗り継いで行きましたら、今度は、院長ではなくて歯科助手の目元ぱっちりのオネエサマが担当して下さる。
華奢な指で、そーっと歯並びをチェックして「歯のクリーニングのご経験はおありですかぁ?」
「はい、3か月に一度デンタルチェックに行ってました」
「そうですかぁ、では、同じようにクリーニングさせてもらいまーす」と椅子を倒して、口をアーンと開けさせられて
「痛かったら、右手を上げてお知らせだくさーい」「ふわい」
そこから、オネエサマ、人格が変わったんじゃないかと思う位の怪力で、歯の奥まで、何やら鋼鉄の爪楊枝のような物を入れて、何かを掻きだす事数分。
おーまいがー!油断した隙に神経に触り、飛びあがる程の痛みが!!
両手の指を抓りながら耐えたけど、遂にギブアップ!手を上げると「ダイジョウブですかぁ」
大丈夫じゃありません(涙
起こしてもらって、ウガイして、数秒ボーゼンとしておりました。
「倒しまーす」、いやんいやんですわと思ったものの、大人しくされるがままの私。
そこから、どこにこんな力があるの!?と言うような怪力で、「ガリガリ」の連続。
都合3回ギブアップして起こして貰ったのですが、うがいのコップを持つ手に力が入りませんでした。
オネエサマが「今は、歯ではなく、もっと奥の歯周ポケットの奥の細菌層をお掃除しているんですよぉ」
「ふぁあ、、それは、こんなに痛い物なんですか」
「あら~、痛かったら、遠慮せずに仰って下さいね。次回からは麻酔しましょうかね~」
次回があるんかい!!椅子を起こしてもらって、退出するとき、思わずふらついてしまったのであります。
うーむ、、、上の歯全部歯茎の奥の奥まで、ひっかき回されて、歯はおろか、頬骨辺り迄痛い。。。
他の歯医者のクリーニングって「小さなサンダーみたいなので、ころころと削るだけ」だったので、同じもんだべと思った私が悪かったのか・・・・
帰宅して、食事をとる気も失せて、そうそうにベッドにダウン。アタマがズッキンズッキンして、久しぶりにセデスを服用、あっと言う間に爆睡。
起きたら、午後11時でした。。。ついでに痛みはやや軽減したものの、ほほから肩迄コリコリで、今度はアンメルツ塗って二度寝。
翌日起きたら、心なしかほっぺが腫れていました。
クリーニングってこんなに痛いものなの、もういやんいやんでございますよ。
歯が丈夫って、ほんっとに人生めっちゃオトクに過ごせるのですよ。私のように痛い目に遭う事ないですもの。
痛い目に遭って、お礼言って、オカネ払って・・・・
私の体で、一番オカネがかかっているのが歯です。
後のパーツは「形こそ悪いものの、普通に機能しているので、これで歯が良かったら、医者要らず」なんですけどね、世の中上手く行きまへんわ。