だっくす天国+わくわくハンドメイド

ダックスが好き、編み物も好き

日本航空でヨカッタ理由

2017年03月30日 | 旅行
さて、定刻を一時間半遅れの午後3時にLAを飛び立った鶴丸君。さらばLA



機体は最新式で、何と「ウオシュレット付き」

窓は、スライドのシェードではなくて、下のボタンを押せば、5段階に暗くなる。



5段階の5(つまり一番暗い)にセット。
遅めの昼食となり、白ワインをちびちび飲みながら、久しぶりの和食に舌鼓を打つ。

機内は、やや涼しい空調にセットしてあるようで、ちょっと羽織物が欲しい位であった。と思った矢先に、CAさんがカーデガンを配ってくれる。痒い所に手が届くような配慮に感激。

ついでに、ほろ酔い気分で爆睡。起きたら、LA時間午後9時だった。

窓からお月様が見えるなあと思っていたら、お隣のおば様が「あれは太陽よ」と教えて下さる。


そらそうやろなあ、右の窓側からお月様が見える訳ないわと、自分のアホさ加減にマイル私。



暫くすると、体が熱くなり、顔が火照る。カーデガンを脱ぎ捨てて、ベストも脱いで、半袖一枚になり「これ以上脱げまへん!」状態になる。


おば様が、あなたお熱があるんじゃないの、お顔が真っ赤よとおっしゃるので、
そうなんです、先ほどからやけに体が熱いのですと答えると、窓に貼るラバーをリクエストしなさいよ、多少マシよと言われ、折角のおっしゃれ~な窓ではあるが、ゴムマットをガムテープで貼って貰う。



しかし、体は熱いまま、その後ハンカチに飲み水を浸してオデコにつけたりしたけど、一向に収まらない。

止む無くCAさんを呼んで、氷を貰う。

私を見たCAさんは、すぐに異変に気づき、氷以外に、冷えたボトルと冷えピタ迄持ってきて下さった。鶴丸君ならではのおもてなし精神。

その後も度々来て「ご気分は如何ですか?」と聞いてくれる。

私ときたら、もう裸になりたい位熱い。おば様達は毛糸のカーデガンを着て毛布2枚にくるまっていらっしゃるのに。
私だけが熱いのだ。なんぼ太陽がきついと言っても、それだけでこんなにも熱いものだろうか。

ボトルで脇や首筋を冷やしながら、氷を口に含み、ついでに時々トイレに通っていたら、CAさんが体温計を持ってきてくれて、もしお熱があるようでしたら、到着後車椅子をご用意しますとの事。あ、ありがとうごぜーやす。でも、歩けない事はない。

なるべく遠くのトイレに行く。なるべく歩いて、歩けるかどうか試しているのだ。うん、大丈夫 多分大丈夫。

でも、左耳だけ塞がったようだし、ややふらつく。それは飛行機が遅れを取り戻そうと、ハイスピードで飛んでいるので、結構な揺れがあるからだと言い聞かす。

おば様が「あなた、アメリカで蚊に刺されたんじゃないの?」と心配して下さる。
「いいえ、それはありません」
「ひょっとして、ジカ熱とか伝染病だったら、私達にも移るじゃないの、いや~よ」と、つまりが自分達もどうかなっちゃったら、嫌だという意思表示だった。

んな事言われても、私もこんな症状初めてですから、良く分からないです。体温は平温35,8度だし、歩けるし、ただ熱いだけ。おお神様何が悪いのでせうか・・・・

ゴムラバーがアチアチになって剥がれそうになる。そりゃそうよね、ここは雲とか遮るモン何も無いんだもの、直射も直射。そら熱いわ。

「操縦室なんて地獄でしょうねえ」とおば様に言ったら、
「大丈夫よ、オートマチックで運航してるんだから、シェード降ろして寝てるわよ」と、肝の据わったお返事・・・

そこから、CAさんが数十分おきに来てくれて、氷を取り換えたり、ボトルを替えたり、何かご要望がありましたら、ご遠慮なさらずにコールして下さいませとの心配りが嬉しい。

結局到着後健康相談室へ直行する事となる。なので、降機はいっちゃん最後。
飛行機の出口にはグランドスタッフが待機していて、荷物は持ってくれるわ、診療所に連れてってくれるわと、至れり尽くせりとはこの事か。

スーツケースもグランドスタッフが受け取って下さる。

健康相談室はつまりが相談室なだけで、医師もいないし、投薬も無いらしい。症状聞いてくれるだけって・・・そらないやろ?

「さっさと帰宅して、明日でも病院へ行きますから相談室は結構です」
「お気をつけてお帰り下さい」と見送られ、出口へ向かう。

外へ出ると、ひんやりとした外気が心地よい。

帰宅すると、ワンコ特にふくちゅけがウレションをしてお出迎え。一匹づつ抱っこして只今タダイマと頬ずりする。ああ、やっと帰ってきたぞ!まだ午後9時だぁ~と思ったけれど、眠くてたまらない。即ベッド直行爆睡してしまった。

明日、病院行こう。そして必ず症状を報告しなきゃと思ってたけど、朝起きたら、けろりと治っていたので、行かず(テヘヘ

いや~今回は、色々な人に会えて、メールアドレス交換して実に楽しい旅であったなあ。。。次はクルーズ実現するかなあ