頑健な体じゃないのに、旅好きなワタシは、移動するだけでヘトヘトになってしまう。
なので、殆どの旅で、まず移動した所で一泊するのである。出来れば空港内或いは駅内にあるホテルを選ぶのだ。
エアポートホテルで一番びっくりしたのは、NYのJFK空港のエアポートホテル。
何たて、エアポートホテルという名前なのに、タクシーで15分位かかったもの。タクシーが走っている間中の景色が全部空港なんだもの(@_@;)
今回の旅は、急きょ日程を決めたので、ホテルがなかなか取れなかった。
今東京は外人さんが一杯で、どこのサイトでもお手頃なホテルは空室が無い。
あちこち比較サイトで検討した結果分かったのは「どこで予約しても値段はそう変わらない」って事だ。
で、毎日予約サイトを見ていたら、一件ヒットしたのが行く予定の前日。
空室あと1室だって!!あおりかもしらんけど、でも今このサイトを27人が見ているとか書いてあると、気が焦る。これを逃したら、駅のベンチで寝るハメになるのかしら?嫌だわ、嫌だわと思って、即ポチ!
当日ホテルのエントランスの前に立ったら、まあ、こじんまりした佇まいであった。
日本のホテルのオモテナシ感は、こそばゆい位で、「紙袋一つもお客様にはお持たせしません!」とばかりに、ジャニーズ系のお兄ちゃんが私のリュックサックから紙袋まで持って、部屋迄案内してくれるのだ。
お部屋に入ると、あれこれ説明してくれるのだけど、こんな可愛いお兄ちゃんが、ボーイの制服着て、こんなバアサンに一生懸命説明してくれるのを聞いていると、ヤスモンのドラマみたい。
「がんばってんなあ・・・・」と、ついつい感心しちゃうのだ。今は口コミが盛んなので、少しでも印象良くしなくちゃいけないのかなと、息子より若いボーイ君の横顔をしみじみと見つめてしまった。
部屋は銀行のカードみたいなのをかざすと開く。取りあえず荷物を置いて、駅を探索しに行った。
東京駅なんて、じっくり見たのは多分高校の修学旅行以来かもしれない。
しかも、リニューアルされたのに、当時のドーム型天井の駅舎はそのままだった。
半世紀以上も前に高校生だった私は、ここで記念写真を撮ったのだ。懐かしい学生時代。な~んて郷愁に浸りながらも、あまり遠くに行くと迷子になりそうで、早々にホテルに戻った。
エレベーターで3階に上がる。エレベーターホールと廊下の間に透明ガラスの自動ドアがあった。
で、何も思わずにその前に立った。当然開くと思ったのに、開かない。はて?私の体重が軽い?ソンナアホナ・・・・
暫し考える。この向こうの廊下に行くのに、「自動」と書いてあるこの扉を「素手でこじ開けろ」って事かなあ???
するとエレベーターの扉が開いて、大きな外人のおじいさんが下りてきた。私を見て、ちょっと微笑んで、ドアの横の「タバコ位の溝」に、ルームカードをスチャチャっとかざしたら、あらま、ドアがするすると開いたのだった。
まあ、こっぱずかしいたらありゃしない。でもエレベーターと廊下の間にドアがあるホテルなんて泊まったことねーもの。
おじいさんが「お先にどうぞ」なんて言うてくれるので「あら、さんきゅーでございます」と少々凹みながら、廊下に出て、何となくおじいさんの後を付いて行った。
おじいさんは突き当り迄行って、くるっと振り返り、「?」な顔をしたので、「をを、ここはどんづまりのスイートなんだ。あたしゃ行く方向間違えてるやんか」とどぎまぎしながら、ぺこぺこと意味不明なお辞儀をしながら、急いで引き返したのである。
で、エレベーターの所迄戻って振り返った廊下の長さ・・・・
私は、左折しなくちゃいけなかったのに、右折しちゃったのだ。
をを、恥ずかしい・・・まあ、二度と会う事もない人だろうけど、帰国して、
「ジャパンのホテルで、小さなオバーチャンに後をつけられてさ~」とか話してねーだろうなあ(-"-)
なので、殆どの旅で、まず移動した所で一泊するのである。出来れば空港内或いは駅内にあるホテルを選ぶのだ。
エアポートホテルで一番びっくりしたのは、NYのJFK空港のエアポートホテル。
何たて、エアポートホテルという名前なのに、タクシーで15分位かかったもの。タクシーが走っている間中の景色が全部空港なんだもの(@_@;)
今回の旅は、急きょ日程を決めたので、ホテルがなかなか取れなかった。
今東京は外人さんが一杯で、どこのサイトでもお手頃なホテルは空室が無い。
あちこち比較サイトで検討した結果分かったのは「どこで予約しても値段はそう変わらない」って事だ。
で、毎日予約サイトを見ていたら、一件ヒットしたのが行く予定の前日。
空室あと1室だって!!あおりかもしらんけど、でも今このサイトを27人が見ているとか書いてあると、気が焦る。これを逃したら、駅のベンチで寝るハメになるのかしら?嫌だわ、嫌だわと思って、即ポチ!
当日ホテルのエントランスの前に立ったら、まあ、こじんまりした佇まいであった。
日本のホテルのオモテナシ感は、こそばゆい位で、「紙袋一つもお客様にはお持たせしません!」とばかりに、ジャニーズ系のお兄ちゃんが私のリュックサックから紙袋まで持って、部屋迄案内してくれるのだ。
お部屋に入ると、あれこれ説明してくれるのだけど、こんな可愛いお兄ちゃんが、ボーイの制服着て、こんなバアサンに一生懸命説明してくれるのを聞いていると、ヤスモンのドラマみたい。
「がんばってんなあ・・・・」と、ついつい感心しちゃうのだ。今は口コミが盛んなので、少しでも印象良くしなくちゃいけないのかなと、息子より若いボーイ君の横顔をしみじみと見つめてしまった。
部屋は銀行のカードみたいなのをかざすと開く。取りあえず荷物を置いて、駅を探索しに行った。
東京駅なんて、じっくり見たのは多分高校の修学旅行以来かもしれない。
しかも、リニューアルされたのに、当時のドーム型天井の駅舎はそのままだった。
半世紀以上も前に高校生だった私は、ここで記念写真を撮ったのだ。懐かしい学生時代。な~んて郷愁に浸りながらも、あまり遠くに行くと迷子になりそうで、早々にホテルに戻った。
エレベーターで3階に上がる。エレベーターホールと廊下の間に透明ガラスの自動ドアがあった。
で、何も思わずにその前に立った。当然開くと思ったのに、開かない。はて?私の体重が軽い?ソンナアホナ・・・・
暫し考える。この向こうの廊下に行くのに、「自動」と書いてあるこの扉を「素手でこじ開けろ」って事かなあ???
するとエレベーターの扉が開いて、大きな外人のおじいさんが下りてきた。私を見て、ちょっと微笑んで、ドアの横の「タバコ位の溝」に、ルームカードをスチャチャっとかざしたら、あらま、ドアがするすると開いたのだった。
まあ、こっぱずかしいたらありゃしない。でもエレベーターと廊下の間にドアがあるホテルなんて泊まったことねーもの。
おじいさんが「お先にどうぞ」なんて言うてくれるので「あら、さんきゅーでございます」と少々凹みながら、廊下に出て、何となくおじいさんの後を付いて行った。
おじいさんは突き当り迄行って、くるっと振り返り、「?」な顔をしたので、「をを、ここはどんづまりのスイートなんだ。あたしゃ行く方向間違えてるやんか」とどぎまぎしながら、ぺこぺこと意味不明なお辞儀をしながら、急いで引き返したのである。
で、エレベーターの所迄戻って振り返った廊下の長さ・・・・
私は、左折しなくちゃいけなかったのに、右折しちゃったのだ。
をを、恥ずかしい・・・まあ、二度と会う事もない人だろうけど、帰国して、
「ジャパンのホテルで、小さなオバーチャンに後をつけられてさ~」とか話してねーだろうなあ(-"-)