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今日の誕生星は『カウス・ボレアリス』です。
参照:Yahoo!きっず図鑑
所属:いて座λ星
学名:λ Sagitarii
等級:3等星
固有名:カウス・ボレアリス(Kaus Borealis)
意味:弓の北部
語源:アラビア語のAl Kaus「弓」+ラテン語のBorealis「北」
季節:夏
星言葉:自然を愛するしなやかさ
【星座絵】
半人半馬のケンタウルス族が弓を引いている姿の星座。
【星座の歴史】
黄道第9番目の星座で、プトレマイオスの48星座のひとつでもある。
六つの星が柄杓の形に並んだ南斗六星を有しており、この星はそれを構成する星のひとつ。
中国では死を司る北斗七星に対して生を司る神として崇められ、人が生まれるとき北斗七星と南斗六星が話し合って寿命を決めるのだといわれている。
また、この星の近くには夏を代表する散光星雲・M8干潟星雲がある。
大きな星雲の中を横切る暗黒帯が、水が引いたあとの干潟のようにも、珊瑚礁の模様のようにも見えることから名付けられた。
【星座の神話】
時の神クロノスを父にもつケイローン(キロン)は、粗野なケンタウルス族の中でももっとも賢く善良だった人物で、音楽や占星術、医術などあらゆる学術に長けていた。
彼は名医アスクレピオスや英雄ヘルクレスなど多くの著名な人物を育てたが、ある時ヘルクレスが放った毒矢が誤って刺さり、亡くなってしまった。
彼の死を悼んだ神々によって天に上げられたという。
あるいは、勇者オリオンを刺し殺した蠍が天上で暴れた時にすぐに射殺すことができるように矢をつがえて狙いを定めているとも言われている。
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