今日は『象の日』です。
享保14(1728)年4月28日、清の商人がシャム(現:ベトナム)から象を連れてきた際に、時の中御門天皇に披露したとの記録が残っていることにちなんで制定されました。
ただし、この象の本当の目的地は江戸。
8代将軍徳川吉宗に献上するため、船が着いた長崎から歩いて江戸へ向かう途中、京都に立ち寄ったそうです。
ただし、宮中へは限られた者しか入れず、動物をあがらせるというのは前代未聞。
そこでとられた苦肉の策が、この象に「広南従四位白象」を与えて天皇に謁見するというもの。
なりふりかまわんすぎやろ。
ちなみに、象が日本に初めてきたのは文献上、応永15(1408)年6月22日のことだとされています。
東南アジアから南蛮船で若狭国(現:福井県)に上陸し、時の室町幕府第4代将軍・足利義持に献上されたそうです。
献上って……飼ってたの???
江戸の象も室町の象もたいそう珍しがられたそうですが、やっぱり膨大な餌代はネックになっていたようです。
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