本日は『まがたまの日』です(`・ω・´)
6と9の字を組み合わせると勾玉の形に似ていることから制定された記念日です。ちなみに私は6と9の並びを見ると、いつも蟹座の星座記号を思い出します。
ね、横になってるけど6と9でしょう?
勾玉は古来より魔除のほか、健康祈願や幸運招来の効果があるとされ、翡翠や瑪瑙で作られた勾玉が古代の遺跡からたくさん発掘されています。勾玉の独特な形状には諸説あり、「頭の部分を太陽、尾の部分を月と見立て、この太陽と月が重なりあった形で大いなる宇宙を崇拝していた」とか、「人の魂の形を模した」とか、「陰陽を表す巴形を模した」とか本当にいろいろ言われています。
これが巴紋です。
「曲玉」の字をあてていた時期もあり、権威や威厳を示す威信財のほか、神仏を崇め奉る祭器としても用いられてきました。
ちなみに、厨二心に刺さる古来の三種の神器の一つは、『八尺瓊勾玉(やさかにのまがたま)』です(残る二つは、『草薙剣(くさなぎのつるぎ)』と『八咫鏡(やたのかがみ)』)。
私の両親が古代史専門だったのでその辺に馴染みが深く、小学生の頃に博物館とかで取り扱っているような勾玉キットを渡されて作った思い出があります。だいたいこういうキットに使われる石は、柔らかくて加工しやすいロウ石とか滑石というものが使われます。四角い石に勾玉の形を描いたら、あとはひたすら削ります。どうやって削るかといえば、ブロック塀に擦り付ける。やすりを使うのは最終段階です。そこに至るまでの大部分は、ブロック塀やアスファルトで削ります。
何人か友人も一緒だったので、ブロック塀がまっっっ白になりました。これからキットで遊ぶ人たちは、怒られないようにちゃんと許可を取りましょう。
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