今日は『紙の記念日』だそうですよ!!
1875(明治8)年12月16日に、抄紙会社(現・王子製紙株式会社)の工場が営業運転を開始し、開業式が行われたことにちなんで制定されました。
この工場は、西洋の知的水準に追いつくには本の普及と出版事業の活性化が必要だと考えた渋沢栄一氏が設立しました。
渋沢栄一氏は第一国立銀行や東京証券取引所の設立・経営に携わり、「日本資本主義の父」とも称されています。
ちなみにこの方、2024(令和6)年から刷新される壱万円札の肖像にも決まっていますし、2021年の大河ドラマ「青天を衝け」の主人公でもあります。
自分で製本をするようになってから、「紙」というものがどれだけ難しいものか思い知りました。
とりあえず使ってみようと思って買ったものの、「思ってたようにならなかった」「余った」みたいな理由でどんどん紙が溜まっていくんですよ...。
ちなみに、私が今まで製本した作品はこちら↓
左から、
○チケットホルダー:イタリアンペーパー(表紙)、厚口ケント紙(中身)
○影絵童話Ⅲ:製本クロス(表紙)、インクジェット紙No.242(本文)、中身土台不明
○歌詞集:きれいなマット紙IT-120MP(表紙)、淡クリームキンマリ書籍用紙(中身)
○唄うビブリオドールの童話集Ⅰ:マーメイド スノーホワイト ・るり(表紙)、新鳥の子(中身)
○詩集:イタリアンペーパー(表紙)、本文不明
何の紙を使ったかメモし忘れるというミスも度々やらかしてるので、ちゃんと記録をつけていこうと思います。
一部ですが、中身はこんな感じ↓
左上が「歌詞集」、その隣が「唄うビブリオドールの童話集Ⅰ」、一番上に乗っているのが「影絵童話Ⅲ」です。
紙は現在、逆境に立たされています。
情報の記録(ノートやメモ帳)も流通(新聞・書籍)も急速に電子媒体に移行しはじめたからです。
電子媒体は手軽ですし、私もマンガアプリをいくつかインストールして楽しんでいるので、そっちの方が良いと思う気持ちも分かります。
でも、そんなの絶対もったいないと思うんですよ。
きれいな紙を使って何を作るか、あるいは自分がデザインしたものをどんな紙に印刷して何に使うか、考えただけでドキドキします。
まだまだこれからもたくさん作っていきたいので、末永く残ってもらいたいものです。
ただ、「こんなことをするにはこの紙がいい!」っていうのは知りたい。切実に。
これでもないあれでもないってやるの、楽しいけどお金がない人間には辛い😭
* * * *
私、霧ヶ原悠の作品は下記のサイトにあるので、気になった方は覗きにきてください!
○唄うビブリオドール(小説家になろう様)(カクヨム様)
○「こうして英雄は魔女を討った」(カクヨム様)
○影絵童話集Ⅰ(ノベリズム様)
※文章のみの公開となっています。
○影絵童話集Ⅱ(ノベリズム様)
※文章のみの公開となっています。
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