今日は『左遷の日』です。
901(延喜1)年1月25日、時の右大臣・菅原道真が醍醐天皇によって九州の大宰府に左遷されたことにちなんで制定されました。
菅原道真は、非常に優れた人物であったがゆえに、妬まれたり危険視されたりしていました。
そしてこの日、
「先代の宇多天皇の第三子・斉世親王を皇位につけ、醍醐天皇から皇位を奪おうとしている」
というまったくの濡れ衣を着せられて、遠い福岡の地へ追放されてしまったのです。
屋敷の梅との別れを惜しんで詠まれた和歌と、その梅が太宰府まで飛んでいった飛梅伝説は有名ですね。
「東風吹かば にほひおこせよ 梅の花 あるじなしとて 春な忘れそ」
2年後、失意のうちに菅原道真は亡くなるわけですが、それから京の都では天変地異や貴族の変死が相次ぎ、
「菅原道真の祟りじゃ〜〜〜!!!」
と恐れられました。
これを鎮めるため、学問の神・天満大自在天神として祀られました。
現在でも特に受験生たちに崇められている菅原道真ですが、彼は崇徳天皇、平将門と並んで、非業の死を遂げた日本三大怨霊の一人としても数えられています。
この記事を書きながら、「あれ、前も似たようなこと書いたよな?」と思って遡ってみたら、6/26の『雷記念日』で書いてました...。
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