今日は『ジェネリック医薬品の日』です。
1997(平成9)年12月22日、厚生労働省が「ジェネリック医薬品」承認のための科学的基準を定めて通知したことにちなんで、ジェネリック医薬品協議会が2019年に制定しました。
ジェネリック医薬品の正しい理解を広めることを目標としています。
さて、何かと聞くことがあるジェネリック医薬品。
またの名を後発医薬品と言い、厚生労働省の認可を得て製造販売される新薬(先発医薬品)と同じ有効成分を含む医薬品です。
新薬って言い方をすると、後からできた新しい薬みたいなイメージがあってややこしいんですが、どっちかというと今まで世になかったものが誕生新発売! のイメージなんでしょうね。
新しい薬は、数百億から数千億円の開発費と10年以上の時間をかけて出来上がり、発売されます。
20年ほど経つと、その新しい薬を開発した製造販売業者が有する特許期間が終了します。
すると、様々な厳しい試験や申請に合格したジェネリック医薬品を発売することができるようになります。
新しい薬の発売後に開発されるジェネリック医薬品は、それと同等の効き目を持ちつつ、薬の味を良くしたりもっと飲みやすくするなどの改良・工夫が加えられています。
ですが、新しい薬の開発過程もしくは販売している間に安全性・有効性が確認された有効成分を使用しているため、開発費はもっと安く抑えられるし、開発期間ももっと短くすることができます。
こうして、それまでの薬と同じ効き目でありながら、飲みやすくて安い薬、ジェネリック医薬品が出来上がるというわけです。
参照:第一三共エスファ株式会社 日新製薬株式会社 沢井製薬株式会社 日本ジェネリック製薬協会
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