本日は『サツマイモの日』です。
学生の頃は、「い〜しや〜きいも〜」の独特の節を流しながら走る石焼き芋屋さんのトラックがありましたけど、今も走ってるんでしょうかね。
10月はサツマイモの旬であり、江戸からサツマイモの一大産地・埼玉県川越までが約13里(約51キロ)だったことから、埼玉県の川越いも友の会が昭和62(1987)年に定めました。
また別の説では、江戸時代サツマイモは十三里と呼ばれていたから、というのもあるそうです。
サツマイモの原産地は南米らしく、大航海時代のコロンブスによってヨーロッパへ持ち帰られ、東南アジア・中国から日本へと伝わりました。
1700年になり、京都で「八里半」という看板を掲げた焼き芋屋さんが登場しました。
焼いたサツマイモが栗と味が似ていたので、「栗(九里)には及びませんが」という謙遜を含んだ洒落でそう名付けたそうです。
1700年の終わり頃に焼き芋が江戸へ広まり、京都の八里半とは逆に「栗(九里)より(四里)うまい十三里」という洒落で名付けたのが江戸っ子に受けて、大ヒットしたことからサツマイモのことを「十三里」と呼ばれるようになったと言います。
美味しいサツマイモなだけにうまい話ですね(๑>◡<๑)
サツマイモは不良火山灰土などの痩せた土地でも育ち、風害に強く安定して収穫でき、ビタミンや食物繊維を多く含むため、飢饉対策として昔は大変重宝されたそうです。
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