本日は日本の『トイレの日』だそうです。
トイレといえば思い出すのは、「丸見え透明トイレ」の記事ですねえ...。
画期的で素晴らしい発明ですが、使うとなるとめちゃくちゃ勇気いるよなって我が家でも話題になりました。
い(1)い(1)ト(10)イレ「良いトイレ」の語呂合わせで、1986(昭和61)年に日本トイレ協会が制定しました。
日本では縄文時代からずーっと、ほとんどの人が川で用を足していたそうで、これが厠(かわや)の語源だと言われています。
ただし、日本書紀や古事記には皇子が厠で命を狙われる描写があり、偉い人にはそれ用に区切られた個室もあったみたいです。
平安時代になると、貴族の間で樋箱と呼ばれる、今で言うおまるが登場します。
当時はトイレという専用の部屋はなかったので、部屋の隅っこにこの樋箱を持っていって用を足していたそうです。
用を足すごとに捨てていたり、たまったら捨てていたり、人によってそれはバラバラだったかもしれませんが、上流階級の邸宅にはこの樋箱を洗う専属の人がたいていいたそうです。
なんとまあ( ゚д゚)
鎌倉時代に入ると、糞尿は貴重な農作物の肥料になるということで、汲み取り式のトイレが登場しました。
これは明治になって洋式トイレ、水洗式トイレが輸入されるまでずーっと主流でした。
江戸時代にもなると、農家がお金や野菜を払ってまで排泄物を汲み取りに来たそうなので、長屋の大家さんにとっては重要な資金源でもあったそうです。
そんなわけで、みんな決められた場所でトイレはしていたようなのですが、街角の「公衆トイレ」ができたのは、明治になってやってきた外国人に立ち小便することに驚かれたからだったとか。
立ち小便に罰金刑を課してもなかなかなくならないので、1872年に横浜に日本で初めての公衆トイレが作られたそうです。
ちなみに、昔々は紙が貴重品だったのでトイレットペーパーがなく、木の板や藁が代わりに使われていたそうです。
・・・嫌やなあ(;_;)
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