今日は『冒険家の日』です。
偶然、日本人冒険家たちによる偉業達成が3つ重なった日で、その功績を称えるために制定されました。
一つ目は、同志社大学遠征隊による「アマゾン川の源流から130kmに渡るボート下りに世界で初めて成功したこと」です。
1965(昭和40)年8月30日の出来事でした。
アマゾン川はブラジルとその周辺国にまたがる熱帯雨林を流れる世界第2位の川です。
雄大な自然を肌で感じることができる素晴らしい場所ですが、ピラニア、アナコンダ、ペルビアンジャイアントオオムカデ、ナミチスイコウモリ、ワニなど挙げればきりがないほどの危険な生物が生息する場所でもあります。
二つ目は、1989(平成元)年8月30日に堀江謙一氏が「小型ヨットで太平洋の単独往復を達成したこと」です。
片道およそ9000キロあるという太平洋ですよ?
この方、1962年に小型ヨットで日本人初となる太平洋単独横断に成功しており、その時の航海日数は94日だったそうです。
つまり往復で単純計算188日。半年以上。
パネェ...。
三つ目は、1970(昭和45)年8月30日、植村直己が「マッキンリー単独登頂に成功ならびに世界五大陸最高峰の征服を達成したこと」です。
世界五大陸最高峰とは、エベレスト(アジア大陸8,848m)、エルブルス山(ヨーロッパ大陸5,642m)、デナリ=マッキンリー(北アメリカ大陸6,194m)、アコンカグア(南アメリカ大陸6,959m)、キリマンジャロ(アフリカ大陸5,895m)を指すそうです。
皆さん凄まじいエネルギーをお持ちですよね。
それはそれで尊敬すべきことですが、最近流行ってる異世界転生者の冒険物とか思うと、こんなきっっっつそうなの主人公たちにさせられないわー...。
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