ダイヤル式の黒電話、初めて家に入ったのは小学校4年生の時でした
それまでは、近所のお金持ちや商売をしている人の家の電話を借りていました
今でも当日のこと鮮明に思い出します
建具、窓の施錠、鍵がネジ式でした。
新しい建てつけのいい時はスムーズに締め付けられるのですが
次第にガタがくるとなかなかネジの貫通する穴がずれているのか
枠を押さえていないとネジ付けられなかったり、他の人の手を借りないと
出来なかったりいろいろと不便でした
何でも遊び道具にする工夫がありました
わら半紙でもチラシでも正方形に筋をつけて
爪でしごいて、手で裂いて折り紙にして遊んでいました
貧しくも楽しい思い出です
名札のところに一際光る・・・「学級委員バッチ」
ネジ式の桜の花の形の中に「学級委員」の文字。
そのバッチを四角いフェルト布に固定して、その布を
名札と一緒に留めていました
欲しければ、立候補すればというでしょうが、学級委員
恐れ多くてできませんでした
鉛筆界の産業革命でした
1本5円、10円時代に50円、100円のロケット鉛筆登場
欲しい、欲しい、欲しい。「ねぇ、おかあちゃん、みんな持ってるんだよ」
おねだり、おねだりの毎日でした。
今でも人気番組笑点、大喜利進行役が春風亭昇太さんになりましたが。
昭和40年代、進行役・南伸介さん、座布団運び・松崎真さん
両サイドに座していた歌丸さんと三遊亭小円遊さんの、ケンカ。
すっごく面白かった・・・
どんなものが入っていたか？
きれいな石、釘、拾った古銭、ベーゴマ、泥団子、玉虫の死骸
パチンコ玉etc・・・今考えるとくだらないものばかりです
それを、いただきものの泉屋のクッキー缶に入れて床下の
ぬかみそ保管のところに隠していました
ゴムダンやリリアンという女子の遊びでしたが
リリアンは大好きでした、星形に糸を掛けて
編み針で下糸を持ち上げて星の頂点の金物に
引っかける。それを繰り返し、繰り返し
中空の直径1cm程度の紐ができました。
別に何に使うっていうわけではなかったですが、
隠れてコッソリつくっていました
いまでこそ、色々な色の折り紙がありますが
当時は、地味な色が多くてその束の中に
唯一金と銀の折り紙が一枚づつ入っていました
もちろん兄弟取り合いでした
東京足立区、昭和40年代・・・
言い伝え「ミミズに小便をかけると、チンチンが腫れる」
迷信だと言いながらも、まとこしやまに聞く、話しに立小便では
十分周囲を注意してしていました