先日、社家郷山に行った時にガイドさんに教えてもらったのだけど
冬に林の落ち葉近くをヒラヒラと舞っているのは
「シャクガ」という蛾だそうだ。
この舞っているシャクガは、実はオスだけで、
メスは翅が退化してなくなっていて、飛ぶことができないんだって。
ほかにも、以前、なにかの本で「ミノガ」のメスも翅が退化していて
翅がないどころか、一生をみのの中で過ごすと読んだ。
オスは自由にヒラヒラ飛び回ることができるのに
メスは飛べなかったり、一生狭いところに閉じこもって
子孫を残すことだけして死んでいく。
そんなの哀しすぎる。かわいそうだ。。。。
なんのための人生(蛾生?)なんだ。
私はかなりショックを受けていたのだが、
調べてみると、
実はメスは、じっとしてオスを待っているのではなく
フェロモンを出して、オスを呼んでるんだって。
「前向きに閉じこもっている」というか
「積極的にじっとしている」というか。。。
本人が納得しているのなら、私が特にかわいそがることはないのだ。
いや、納得しているどころではなく、
シャクガやミノガのメスは、
アゴで人を使うというか、
いるだけでオトコを惑わすというか、
カッコイイではないか!
隅に置けないズルイ女だぜ。
いまがいちばん、あしたもいちばん!