いまがいちばん、あしたもいちばん

まいにちたのしい日々でありますように。。。

ナナフシモドキ

2014年04月22日 | 自然観察
先日、みなみが伊丹市昆虫館の近くで
「ナナフシモドキ」の幼虫をつかまえて持ち帰りました。

「ナナフシモドキ」というのは、いはゆる「ナナフシ」のことです。
「幼虫」というのは、芋虫みたいなのではなくて、成虫と同じ形の極小サイズです。

みなみが捕まえたときには、ちゃんと足が6本あったのに
家に着いて私に虫かごを見せてくれたときは、
片方の前足が1本取れちゃっていました。

夕方のぞいてみると、さらに後足も取れて
片方が真ん中1本だけになって合計4本になってしまっていました。

そして、夜またのぞいてみると
こんどは、反対側の真ん中の足が取れていました。

みなみがショックの様子なので

右が真ん中1本
左が前後に2本
ちょうど3点支持ができて安定するやん。
と慰めてみました。

ところが、翌日またのぞいてみると
左の2本が取れてしまっていて
結果、右の真ん中の足1本しか残っていない状態になってしまっていました。

自然界ならこんなふうになってしまったら
きっと誰かに捕食されてしまうんでしょうけど
採取して持ち帰った責任として
エサであるバラの若芽を取ってきて
もはやカタカナの「ト」の字状態の形となっているナナフシモドキの幼虫の口元に置いてやりました。

元気に食べてます。


ナナフシって、ピンチのときに足をわざと落とすときがあるんですって!
でも、脱皮すれば段々とまた生えてくるんですって!

しばらく要介護状態のナナフシモドキです。

だから、虫はつかまえても持って帰っちゃだめって言ってるのに!!


いまがいちばん、あしたもいちばん!