
北西の風が吹くと黄砂が酷い。

年越ししたナデシコ ♪ナデシコの花が咲きました~。
その日ラジオを聴きながらウトウトしていた。
突然だった 身体を突き上げる揺れとけたたましい警報音が同時に来た。
新潟地震を白河で先の芸予地震をこの地で経験したが為す術も無くオロオロしていた。
今回の震度5強は違っていた。まさに震源地かと思われる。
経験したことの無い身体を突き上げる強さを感じた。
2階にいた。屋根にソーラーの載っている しかも厚さのある瓦屋根それが頭上にある。
家もろとも崩れてきたらドウしようかと 階下で起きている夫には2階がソックリ加わる。
そう考えると私はまだマシかと 揺れている最中あらぬ想像をしていた。
息子も当夜海辺の町にやって来ていた。街に住む孫達は心細かったろうに。
孫男子の友人は避難するために荷物を纏めているという ママに避難しようと話していたらしい。
マンション上に住む県職員隣の警察官は職場に行かれたという。
市の定める避難所は海辺の町から車で10数分の小学校 津波が来れば海岸線を走らねばならず
避難は困難である。避難所はあって無いような所である。
海岸線一帯は急傾斜地区の土砂災害危険区域に立つ海辺の町の集落 救いは津波が無かったことだった。
余震の恐怖に怯えながらの生活長男坊達が今日やってくる。
せめて静かであって欲しいと願わずにおられない。