オレガノ萼の縁からピンクの花が
終わりかけのバラ こんな色も優しい
「親ガチャ」という言葉が気になっていた。
カプセル入り玩具(ガチャガチャ)やオンラインゲームのアイテムのように
子は親を選べず家庭環境で人生が決まってしまうという事らしい。
団塊世代が育った時代 貧しさも貧しさと知らずに育っていた。
酒造メーカーを辞めて戦地に赴いた父は帰還後福島県内に新工場が建設されるため
戦後再スタートの人生が始まった。
社宅が建つまでの間 旅籠という言葉が似合うような旅館で暮らし
街道沿いの芭蕉も曽良と通った街外れにあった。
両親と6人の子供達 市長の次に納税していたとお酒が進むと自慢していた父
其れでも豊かさは実感できず子供の少ない家族を羨ましく思っていた。
冬のボーナスが出ると新しい洋服が買って貰え4番目の私はお下がりが当たり前
穴が開いたら繕っていた母でした。
子煩悩な父と今で言う教育ママの母
何にも無くとも挨拶だけは厳しかった気がする。
戦後ヨーイドンで動き出した世の中も高度経済成長期の波に乗れなかった人達との
格差が生まれだし努力しても替えられない現実も見てきた。
未来ある子供達のため
環境によって将来が決められてしまう世の中にだけはしてはならない。
家庭環境イコール経済力のにおいがする言葉です。
何事もカネが優先する、その結果が詐欺社会になってしまいました。
振り込め詐欺から、持続化給付金までだましとる、まったく恥ずかしい国になったものです。
近所同士で醤油の貸し借りをした時代には、もう戻れないでしょうね。
みんなが貧しかった時代は、貧しいという意識もそれほどなかったですね。
「自己責任」という言葉は、小泉政権の時の環境大臣小池百合子現都知事が言い出しましたね。
あのころから、日本は大きく歪んでしまったような気がします。
「夜宵 秋風聞くや うらの山」
私の好きな曽良の句です。
こちらも今日はやっと蒸し暑さを少し感じました。
最初の花は変わった花ですね。❓
団塊世代の方達は一生懸命働き経済的に豊かな暮らしを築きましたね。
(私の姉達の時代です。)
しかし今の給料はなかなか上がらず30年前と変わらず、生活が苦しい方がたくさんいます。
海外から来た実習生達は一生懸命お金を貯めようと必死で働いています、まるで50年前の日本人のようです。
今の日本人は彼らのように必死で働く人がいなくなったような
豊かな時代に育ったせいでしょうか
なんかガーベラさんのブログ内容と違う事になってしまいました。💦
「親ガチャ」何れマスコミが作ったのでしょうが嫌な言葉です。
親は生きるのに必死だったでしょうが子供達は貧しさを楽しんでいました。
お金で買えない工夫する遊びが主体でしたから想像力は逞しくなりました。
マスコミも挙って「自己責任」を取り上げていましたがトップの放つ言葉の重みは大きいと思いました。
曽良の句に
卯の花を かざしに関の晴れ着かな
第2の故郷を詠んだ句です。
オレガノ 花の咲き方が独特で萼の下から咲くのですよ 色合いが好きです。
故郷から背負って来たものが大きければ大きいほど必死になるのでしょうか。
日本人が忘れかけている物を教えられているようです。