海辺の町から

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PFAS汚染

2024-12-05 13:53:32 | 日記
友川カズキ - 石森さん




有害性が指摘されている水道水が各地の河川や水道水から検出され問題になっているPFAS。
人工的に作られた有機フッ素化合物の幅広いグループで1万種有るという。
熱や油に強く水や油を弾きやすいため食品包装や衣類泡消化剤半導体製造など
世界中広く使われてきた。

2000年頃からPFASの一部に癌やコレステロールの増加免疫低下さらに
低出生体重など健康への悪影響が指摘され 日本各地の河川や水道水からも
PFASが検出され問題となっている。

先月全国的に水道水の検査結果を国が取りまとめ水道事業者等の4割が未調査未回答という。
日本に於いてそもそもPFASを検出する義務は無く今も高濃度のPFASを含む水を飲んでいる
可能性は否めず未だPFAS の測定を行なっていない水道水が現在も供給されている現実。

基地や空港やPFASを製造する工場周辺からは高濃度のPFAS が検出されているが
排出源が特定されていない 自然界では分解されず過去に排出されたものが土壌や
地下水に長く残留しイタリア北部の過去30年のデーターからPFAS を含んだ水道水を
飲んでいた住民から心血管疾患や腎臓癌での死亡率が高いという。

2018年水道法が改正され民間事業者の参入が出来るようになり厳しい財政の自治体では
民間に移行するようで公共性の高い水道事業の安全性が担保できるのか不安が拭えない。