海辺の町から

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小平奈緒のアルプス大冒険

2024-11-30 16:51:30 | 日記
穂高よさらば(横内正)/山岳詩




BSおすすめ配信の 小平奈緒のアルプス大冒険~錦秋のパノラマ表銀座~の
見逃し配信を夜中に観ていた。

スピードスケートを第一線から退いて此れからの彼女の生き方に関心があり
人見知りという彼女だが真面目な性格は話し方からも伝わってくる。
その彼女が燕岳~大天井岳~槍を4日間かけての縦走だ。

長野生まれの彼女は父親に連れられて毎週のように山に登っていたそうだが
スケート競技をするようになって山から遠ざかって行ったという。
一歩一歩歩みを止めなければ頑張った分辿り着けると笑顔で話す彼女が可愛い。

過去に歩いた縦走路を思い出しながら懐かしさに浸っていたが
燕の尾根筋までの急登も足取り軽く 半世紀前と比べものにならない程登山道は整備されていた。

今回の登山前には100㌔の負荷をかけたスクワットで鍛えていたという。
登山前には誰しも自身を鍛えているが 半世紀前の私と言えば20㌔の荷物を背負い
比良山系のアップダウンに耐えていた想い出がある。

個人山行で登った北穂から奥穂までの縦走最初で最後の涸沢小屋泊だった。
メザシと言って肩幅分が自分の領域で横向きになると少しだけ余裕が出来寝ていた。
以来小屋に泊まることも無くテントを担いでの縦走になったが今の山小屋は立派になって時の流れを感じている。

第2の人生を歩き出した彼女 笑顔の美しい彼女にはキッと明るい未来が待っている。

全てに捗らなくてー

2024-11-25 17:04:43 | 日記
わすれ雪 / 手仕事屋きち兵衛




PCに苦慮しています。
容量が100%と言う表示にメールに画像を削除して総容量の50%まで減らしてみたものの
相変わらず100%の表示 ギガ数を増やすようにいってくるけれど折角半分まで減らしたのに
ちょっぴり悔しくて諦めきれず 画像がUP出来ません。もう少し頑張って私と。

断捨離を兼ねて早めのお掃除を始めているが捗らない。
溜めるに溜めたガラクタを40年 最近やっと教科書を処分した。
息子達の連絡帳に絵画にお習字 捨てられず押し入れの隅にしまっている。
今度こそ処分しようと毎回思いながら来てしまった。

曲者は夏休みの絵日記に山の道具。
いつか行ける日が来るだろうと虫干しを欠かさなかった夏と冬のシュラフ
今はここ何年も干していないピッケルにアイゼンに手作りの山靴。
もう使う事も無いけれど捨てられずにいる。

手を休めてばかりの断捨離にお掃除 本に挟んだメモ書きにときめき その度に手を休めながら...
綺麗さっぱり捨ててみたいけれど 想い出までも捨ててしまいそうと往生際が悪い。
ヤッパリ今年も天袋の中行きの気がしている。

認知症でもなさそうな

2024-11-22 20:56:04 | 日記
友川かずき - サーカス



被験者は夫
認知症の初期段階を3つの質問で容易に検出される手法が開発されたとスマホで知っていた。

家の中で過ごすことが多くなって来た夫。
毎日テレビと新聞を相手にして 散歩を勧めるけれど言うことを聞いてくれない。
つまらなくなるとサァ行こうと散歩でなく街に行こうと誘ってくる。
魚市場に出荷した仕切りが夫の小遣い 毎日テレビの前では減る一方だ。
なのに行こうよと言ってくるから始末が悪い。

今日の朝刊にスマホで読んだ認知症検査のことが載っていた。
徐ろに
「何か困っている事ある?」即「小遣いが無くなった。」と
「ふーんそれじゃ愉しめないね 愉しみ有るの?」「いっぱいあるえー」
「何が?」「いえるかいっ」

「最近の気になるニュースがあったら教えて頂戴」「うーん」「新聞読んでるんでしょ」
「アメリカが勝ったわ」「えーっ」さっきまでそう言えば野球を観ていた。

たわいも無い会話曲りなりにも意思の疎通が出来ているようで
取り敢えずは認知症でもなさそうな。




3つの~べる

2024-11-20 10:22:04 | 日記

  一桁だった朝の気温も次第に暖かくなりそうな予感がします。


  昨日歯医者さんへ風は強く寒かったですが空気が澄んでいました。


  株分けした大きい方のソテツを地植に 元気になりました。


又もや一週間が過ぎた。
定期船当番日の朝一桁の気温にセーターにジャンパーを着込んで新田に立っていたが
昨日のような風も無く肩透かしを食らった。
5世帯になった海辺の町 新聞購読世帯は3所帯になり数少ない新聞が定期船から降ろされる。
活字離れが言われて久しいが本同様 紙文化は捨てがたい。

昨日は歯医者さんの予約日 半年に一度歯のメンテナンスをしていたが
コロナ禍を挟んで遠ざかってしまった。長い予約待ちをして昨日で終了。

先日ラジオを聴いていたら 以前教育テレビで介護番組の司会をしていた毒蝮三太夫曰く
施設に入所していたお年寄りの虫歯がコロナ禍以降増えたという。
口の中の菌が繁殖するにマスクが丁度良い温度を作ってしまったらしい。

88歳の彼は週3回ジムに通い 元気の秘訣は毒舌と宣い
人生100年時代 脳の老化を抑える為に「3つの~べるを鳴らせ」と提唱している。
「食べる喋る調べる」を3つのべるといい バランス良く食べ 老化予防認知症予防のために喋り
そして調べる。

男性に比べ女性は3つのべるを熟しているが喋らない出掛けない同じ物を食べている男性
特にリタイア後の高齢者に警鐘を鳴らしていた。


  

いいですね~山歩き

2024-11-17 14:28:28 | 日記

  雨上がりの朝


  野路菊が咲き


  枇杷の苞が膨らんで


  ブロ友さんに紹介して頂いた本を読んでいたら無性に歩きたくなって


  峠道を目指していました。


思いついたように山道を歩いている。
オゾンを身体中浴びながら 開き始めた枇杷の苞の香りに今年もこの季節が巡ってきたかと
暫し立ち止まって深呼吸している。

道の端には昨夜来の雨で柔らかくなった土を猪が掘り起こし
人気の少なくなった海辺の町は荒れるに任せてしまって
久し振りに歩いていたらコンニチハと声を掛けられ
エプロンをしたままの姿に苦笑している。

行き交う船のエンジン音 風に舞う葉音。
少なくなったとは言え高度を稼ぐと6~7種類の鳥の囀りが聞こえるけれど
鳴き声で鳥の名前が判らないもどかしさ。

足もとに一際大きな朴の葉を見つけた。
昔雪から雨に変り轟音と共に水嵩の増した濁沢温泉郷をひたすら下った御嶽山
装備の不備を思い知らされ濡れ鼠で低体温症になった苦い想い出と共に
高山で食べた朴葉味噌が半世紀を経た今も思い出される。

薄日の中の太陽が高くなり峠まで行くことを諦め
お昼過ぎの定期船は沖を通り汽笛を残し海辺の町を通過して行った。
駆け足で下りた山道もお昼を大分廻ってしまった。