海辺の町から

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冷静沈着且つ

2024-09-15 14:33:49 | 日記

  今日は降ったり止んだりの一日です。


  この時季が来ると咲いてくれる仙人草


寝起きは聴き逃しのラジオを聴きながらの毎日。
今朝は1日遅れの石丸謙二郎の「山カフェ 御嶽山を忘れない」を聴いていた。

2014 9.27御嶽山噴火当日山頂で噴火に巻き込まれた男性が
今年長野県が認定する「御嶽山火山マイスター」に任命されたという
男性は噴火当日友人9人で山頂近くにいたという 共に登った友人5人が亡くなり
今も1人は行方不明という。
それから10年を迎える今年 慰霊登山を続け噴火を体験した語り部として向き合って来た。

思えば噴火の40年前の晩秋 友人6人で御嶽山に登った。
テント泊のつもりが天候が急変夕刻吹雪に見舞われた。
山小屋で一夜を明かした思い出が蘇り 噴火前の御嶽山の雄姿が思い出される。

噴火当日山頂にいて難を逃れた男性の話に聴き入りながら山に限ったことではなく
突然の災害に見舞われたとき冷静に物事を判断出来るか咄嗟の行動が
生死を大きく左右すると知った。冷静沈着に且つ大胆に?

段畑農業

2024-09-13 17:59:27 | 日記

  心なしか台風の風を感じます。


  段畑


街に出た。
台風が気がかりで備蓄品の購入も兼ねていた。
秋が来たというのに相変わらず食欲も無く食べたいと思えないのが悲しい。

少し走ると段畑を望む 北海道の広大な農地は横に広がりを見せているが
山が海に迫る愛媛は土地が少なく「耕して天に至る」と形容される段畑が行なわれてきた。
上へ上へと海から石を積み上げて造った農地 全てが人力で農地を増やしている。

もうソロソロか 車から眺められる段畑は綺麗に草が抜かれていた。
北海道のジャガイモの収穫が終わると愛媛の段畑にジャガイモの種が植えられ早春には
早掘りジャガイモとして名高く 昼と夜の寒暖の差が美味しいジャガイモを育て
水はけの良い段畑は打って付けである。

機械の入らない農地 一つ一つ手作業で植えるので作業たるや大変な苦労があるが
狭い土地を逆手に取った農業の在り方のような気がする。

お年寄りは元気で身体で覚えた農業は世代を超えて繋がっている。

早いもので一年になりました。

2024-09-10 13:35:45 | 日記
あがた森魚 赤色エレジー

  無性に聴きたくなりました。



  夜半の雨も上がりました。


昨朝変な寝汗をかいて 思わず目が覚めた。

忘れもしない2023 9.9 早いものでFさんが逝って1年になる。
そう遠くは無いと覚悟していたが何時病院から電話が掛かるかと落ち着かない日が続いていた。
何時でも出掛けられるよう準備をして。
その日が昨年の昨日 電話を受け夫と急いだ 最期を送ってあげたい一心だった。

早めに知らせて欲しいとあれだけ頼んでいたのに 容体が急変したと。
身体に取り付けられた機器は冷酷で脳波は平坦だった。

元気だった頃Fさんと夫に息子家族が今が旬の剣先イカ釣りに出掛けていた。
夫の作るイカのお刺身を美味しそうに食べていたとか
あの頃が一番楽しかった。

スプーン一杯の散骨を希望されていたが余りにも忍びない。
仏花を求め街まで出掛け我が家の菩提寺にて永代供養を頼み
好きだったビールを供え 和尚様に経を唱えて頂いた。

部活にテニスの顧問をされていたFさん **はその部活を選びましたよ。

ダム放流には細心の注意を

2024-09-08 17:32:27 | 日記

  夕方の海 今日も凪いでいます。


  切っても切っても顔を出す玉すだれ。


今 夜イカ釣りの最盛期でアル。所謂呼び子で名高い剣先イカ。
連休前ともなるとお客さんも多く釣り上げる人は一晩で120杯を超えている。

先の台風10号の浮遊物は深刻な影響をもたらしている。
大雨のためにダム湖の放流によって上流から大量の材木が海へと流れ出て
夜間の航行には危険が伴う。

GPSの航跡だけを頼りに帰港したけれど浮遊物に当る危険性が多く神経を遣うらしい。
材木は筋となって海面を漂い流れレーダーで位置情報を知ることが出来るらしいが
昨晩流木でプロペラを損傷 今晩の出漁は中止になった。

ダム湖に流入した材木を川から海に流すのでは無く 何か手立てがないものかと思ってしまう。
目視できない夜の海のこと大変危険でアル。
細心の注意を払っていても防ぎ切れないものが有るという。

経験という宝物

2024-09-05 14:11:37 | 日記

  台風が秋を連れて来た 爽やかな日です。


  拙作花瓶にヒマワリを挿して。


無農薬に不耕起の野菜作りをしている息子家族 時々孫達の遊び場と化して。
人家から少し離れている菜園は海辺の町に出没する動物に加えて鹿に猿オマケにカラスが来るという。
対策はしていても手強いようだ。それでも野菜作りを続けている。

以前土の中に下着を埋めていたら木綿は土の中で分解され綿以外のゴムだけ分解されずに
残ったと話したことがあった。

小5の女の子は家庭から出る生ゴミを土の中に存在する微生物の力を借りて
生ゴミを分解できるのかという自由研究をこの夏にしたようだ。
理屈で知っていても実際生ゴミが土の中の常在菌によって分解され土に変っていたら驚きだろう。
生ゴミが土に戻るという実験は手品のようで好奇心は身近な土の中にもあると言うことか。

レジャーランドにも行くこと無くスイカを育てトウモロコシの育ち方を学びバッタを追いながら
小さな種から植物の育つ不思議
街の子には出来ない経験をして遊びすぎた時間は何時か財産となるときがキッと来るからね。