気が付けばもうすぐ9月。夏休みももうすぐ終わり…。
新たな学期に向け準備の時期ですなあ。
というわけで「木崎ゆりあと反転世界」もクライマックスに入り、新しい小説に代わる予定です。
ゆりあは帰ろうとしたら誰かに止められた!!そして最後はどうなる!?
怒涛(?)の最終回!!ではお付き合いお願いします(次々回とか言っておいて、今回が最終回になったことは突っ込まないでくださいね)。
ゆりあに未練はなかった
愛菜の言葉をただただ信じ、この世界から去ることを決意した。
ゆりあ「おぎちゃんや可奈子さんにはすでに伝えてあるし、あとはここをくぐるだけ。」
???「行っちゃだめだ!!」
ゆりあ「!?」
そこに立っていたのは、反転世界の玲奈だった。
ゆりあ(また玲奈さん…。)
れな(反転)「ど、どうして帰ろうとするんだよ…」
ゆりあ「仕方ないんです。」
れな(反転)「あんな奴の言葉を信じるのかよ!!」
ゆりあ「……」
れな(反転)「俺たちを信じることはできねえのかよ…」
ゆりあ「で、でも…」
ゆりあは帰りたかった。もっとこちらの仲間と居たかったのもあったが、愛菜の言葉が突き刺さる。
目の前には反転世界の玲奈が。ゆりあは動こうにも動けない。
ゆりあ「………」
れな(反転)「俺はお前と一緒にいたいんだ。勝手に帰ってしまったら、俺だけじゃなくSKEみんなが悲しむんだぜ。」
ゆりあ(悲しむ、かぁ…)
ゆりあ「それなら、残っても、いいかも…」
れな(反転)「その言葉、待ってたぜ。」
反転SKE行きつけの店。ここにみんなが集合していた。
あいり(反転)「だからさ、俺たちはお前を傷つけるわけがないだろww」
ゆりあ(反転)「あんな奴の言葉を信じちゃだめだぞ。」
ゆりあは反転SKEのメンバーたちに言葉を投げかけられる。しかしゆりあは黙ったままだ。
まなつ(反転)「どうした?悲しいのか…?」
ゆりあ「ぐすっ…」
ゆりあは泣いていた。
ゆりあ(こんなにも優しくしてくれてるのに、勝手に帰ろうとするなんて。私って…)
ゆりあは泣きながら微笑んだ。
反転世界の茉夏がゆりあを抱きしめた。
まなつ(反転)「よしよし。」
れな(反転)「おい向田、そこは俺にやらせろ!!」
まなつ(反転)「やーだねっww」
結局ゆりあは居座ることになったのだが…
れな「ゆりあ?ゆりあー?」
まなつ「この世界にいるって聞いたけど…?」
まさな「あっ!!ゆりまる!!」
店の近くの線路から、声が聞こえる。
ゆりあたちが外に出ると、玲奈たちがお迎えに来ていた。
れな(反転)「こいつらは…」
ゆりあ「『反転世界』の玲奈さんたちだよ!!」
れな(反転世界の私…近づきにくいよぉ…)サッ
玲奈は恥ずかしくて隠れてしまった。
ゆりあ(反転)「あの~、お手数ではありますが…」
反転世界のゆりあが提案を持ちかけてきた。
まなつ「なに~?」
ゆりあ(反転)「僕たちも、その世界に行ってよろしいでしょうか?」
まさな「それはいいかもwおぎちゃんやかなかなも久しぶりに帰ろうかなといってたしw」
こうして、元の世界に行く列車(EF81 101牽引)にみんな乗り込む。
中にはこんな珍客(?)も
デデデ「ようやく見つけたZOY。地球行列車!!」
エスカルゴン「まさか異空間でつながっているとは…驚きでGESな。」
カービィ「ぽよ~!!」
そして、列車は発車していく。
れな「発車~!!」
ぴぃ~っ!!
楽しい、楽しいみんなとの時間。1秒でも長く続きますように。
おわり
「木崎ゆりあと反転世界」はこれにて完結です。
たくさんの閲覧、どうもありがとうございました。
次回作「転生・to・あいりん」にご期待ください!!