未央奈推し北陸民の鉄道日記 別館

鉄道とアイドルが好きな北陸民のブログ。推しメンは堀未央奈、主にEF81・EF510を中心に撮影してます。

小説:「木崎ゆりあと反転世界」 #11 (最終話)

2013-08-31 15:08:27 | 小説(AKB)

気が付けばもうすぐ9月。夏休みももうすぐ終わり…。

新たな学期に向け準備の時期ですなあ。

というわけで「木崎ゆりあと反転世界」もクライマックスに入り、新しい小説に代わる予定です。

ゆりあは帰ろうとしたら誰かに止められた!!そして最後はどうなる!?

怒涛(?)の最終回!!ではお付き合いお願いします(次々回とか言っておいて、今回が最終回になったことは突っ込まないでくださいね)。


ゆりあに未練はなかった

愛菜の言葉をただただ信じ、この世界から去ることを決意した。

ゆりあ「おぎちゃんや可奈子さんにはすでに伝えてあるし、あとはここをくぐるだけ。」

???「行っちゃだめだ!!」

ゆりあ「!?」

そこに立っていたのは、反転世界の玲奈だった。

ゆりあ(また玲奈さん…。)

れな(反転)「ど、どうして帰ろうとするんだよ…」

ゆりあ「仕方ないんです。」

れな(反転)「あんな奴の言葉を信じるのかよ!!」

ゆりあ「……」

れな(反転)「俺たちを信じることはできねえのかよ…」

ゆりあ「で、でも…」

ゆりあは帰りたかった。もっとこちらの仲間と居たかったのもあったが、愛菜の言葉が突き刺さる。

目の前には反転世界の玲奈が。ゆりあは動こうにも動けない。

ゆりあ「………」

れな(反転)「俺はお前と一緒にいたいんだ。勝手に帰ってしまったら、俺だけじゃなくSKEみんなが悲しむんだぜ。」

ゆりあ(悲しむ、かぁ…)

ゆりあ「それなら、残っても、いいかも…」

れな(反転)「その言葉、待ってたぜ。」


反転SKE行きつけの店。ここにみんなが集合していた。

あいり(反転)「だからさ、俺たちはお前を傷つけるわけがないだろww」

ゆりあ(反転)「あんな奴の言葉を信じちゃだめだぞ。」

ゆりあは反転SKEのメンバーたちに言葉を投げかけられる。しかしゆりあは黙ったままだ。

まなつ(反転)「どうした?悲しいのか…?」

ゆりあ「ぐすっ…」

ゆりあは泣いていた。

ゆりあ(こんなにも優しくしてくれてるのに、勝手に帰ろうとするなんて。私って…)

ゆりあは泣きながら微笑んだ。

反転世界の茉夏がゆりあを抱きしめた。

まなつ(反転)「よしよし。」

れな(反転)「おい向田、そこは俺にやらせろ!!」

まなつ(反転)「やーだねっww」


結局ゆりあは居座ることになったのだが…

れな「ゆりあ?ゆりあー?」

まなつ「この世界にいるって聞いたけど…?」

まさな「あっ!!ゆりまる!!」

店の近くの線路から、声が聞こえる。

ゆりあたちが外に出ると、玲奈たちがお迎えに来ていた。

れな(反転)「こいつらは…」

ゆりあ「『反転世界』の玲奈さんたちだよ!!」

れな(反転世界の私…近づきにくいよぉ…)サッ

玲奈は恥ずかしくて隠れてしまった。

ゆりあ(反転)「あの~、お手数ではありますが…」

反転世界のゆりあが提案を持ちかけてきた。

まなつ「なに~?」

ゆりあ(反転)「僕たちも、その世界に行ってよろしいでしょうか?」

まさな「それはいいかもwおぎちゃんやかなかなも久しぶりに帰ろうかなといってたしw」

こうして、元の世界に行く列車(EF81 101牽引)にみんな乗り込む。

中にはこんな珍客(?)も

デデデ「ようやく見つけたZOY。地球行列車!!」

エスカルゴン「まさか異空間でつながっているとは…驚きでGESな。」

カービィ「ぽよ~!!」

そして、列車は発車していく。

れな「発車~!!」

ぴぃ~っ!!

楽しい、楽しいみんなとの時間。1秒でも長く続きますように。

おわり


「木崎ゆりあと反転世界」はこれにて完結です。

たくさんの閲覧、どうもありがとうございました。

次回作「転生・to・あいりん」にご期待ください!!



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2 コメント

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Unknown (くーみんLOVE)
2013-09-01 11:43:09
めっちゃ感動しました!反転世界のみんなはすごく優しかったです反転世界の玲奈さんの意外な一面が見れてよかったです!
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Unknown (金サワ)
2013-09-01 12:40:00
くーみんLOVEさん愛菜さんには「危険な奴ら」という風に認識されていましたが、実はやさしい人たちなんです(笑)出会えた仲間と一緒にいることができ、ゆりあも一安心ですw次回作にもご期待ください~(^^)
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