六甲のおいしい水、volvic、evianは硝酸性窒素入り 幼児は注意
セブン-イレブンで販売していたミネラルウォーター6本+ボトルドウォーター1本 |
セブン‐イレブンで売られていた7銘柄の水質を調査したところ、「六甲のおいしい水」「Volvic」「evian」から、硝酸性窒素が2mg/L検出された。ブルーベイビーや発ガン誘発のリスクがあり、水道法で10mg/L以下とする水質基準が設けられている物質だ。基準内とはいえ、お金 を出してまで、これらを買って飲むのは避けたほうが無難で、特に乳幼児がいる家庭には持ち込まないほうがよい。では、オススメはどれか。
◇ミネラルウォーター類をチェック 「日本ミネラルウォーター協会」 調べでは、2005年の日本の国民1人あたりのミネラルウォーター年間消費量は14.4リットル(輸入分含む)。10年で約3倍に増えた。各国・各地の名 水、自然のイメージを売りにしている水や、健康飲料的な売り方をしている水が、店頭にいろいろ並ぶ。安心して飲める水はどれだろうか。
私は、水の簡易水質検査試験紙「クリスタルチェック」(硝酸性窒素、亜硝酸性窒素、総硬度、総アルカリ度、pHを検査するキット)とTDSテスター(水中にある不純物の濃度を測定)を持ち歩き、水道水や市販のミネラルウォーターなどをチェックしている。
チェック方法は簡単。試験紙を1秒間、それぞれの水に浸す。それを色調表の色枠と比較し判定するのだが、つけてすぐに、「総硬度」「総アルカリ度」 「pH」を計測。30秒後に「亜硝酸性窒素」、60秒後に「硝酸性窒素」を色調表の色枠と比較して判定する。硝酸性窒素は、 0,1,2,5,10,20,50(単位:mg/L)の7段階で判定する仕組みになっている。
一方、TDSテスターは、水に浸すだけで数値(ppm)が自動的にデジタル表示で出てくる仕組みだ。TDS(Total Dissolved Solid=全蒸発残留物)の値が高過ぎると、汚れた水と見なすことができる。
今回、この簡易検査の対象としたのは、8検体。セブンーイレブンで購入したミネラルウォーターの「六甲のおいしい水」「Volvic」「からだにうるおう アルカリ天然水」「CRYSTAL GEYSER」「富士山のバナジウム天然水」「evian」の6本と、ボトルドウォーターの「酸素プラス」。同時に、自宅(浅草在住)の水道水もチェックした。
◇半数から硝酸性窒素を検出 結果は、
右表(MyNewsJapan参照)のとおり。亜硝酸性窒素はいずれもゼロだったが、「六甲のおいしい水」「Volvic」「evian」から、硝酸性窒素が各2mg/L、検出された。自宅の水道水も、同じく2mg/L含まれていた。
国立環境研究所などによれば、硝酸性窒素とは、 肥料、家畜のふん尿や生活排水に含まれるアンモニウムが酸化されたもの。人が硝酸性窒素を多量に摂取すると、体内に亜硝酸態窒素として吸収され、血中でヘ モグロビンと結合してメトヘモグロビンとなり、これは酸素運搬能力がないため、体内の酸素供給が不十分となり、酸欠状態となる。また、硝酸性窒素は、胃の 中で発ガン性のN-ニトロソ化合物を生成する。
日本の水道水では1978年に基準が設けられ、現在の水質基準では、硝酸性窒素・亜硝酸性窒素の合計値で10mg/L以下となっている。
今回、この簡易検査の対象としたのは、8検体。セブンーイレブンで購入したミネラルウォーターの「六甲のおいしい水」「Volvic」「からだにうるおう アルカリ天然水」「CRYSTAL GEYSER」「富士山のバナジウム天然水」「evian」の6本と、ボトルドウォーターの「酸素プラス」。同時に、自宅(浅草在住)の水道水もチェック した。
続きはMy News Japanで
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