英会話BOX 第2章

新潟の国際化のため、世界平和のために活動しています。

第4回 旧齋藤家別邸を英語でご案内 プロジェクト

2016-06-13 11:04:06 | 新潟市旧齋藤家別邸
先日6/11(土)17:00-19:00まで新潟市旧齋藤家別邸にて旧齋藤家別邸を英語でご案内 プロジェクト、第4回を開催させて頂きました。

5月は、お休みさせて頂き、いろいろな打ち合わせを重ねさせて頂き、今回の第4回を開催することができました。

まず、新体制の開催を可能にして下さった

株式会社新潟ビルサービスの皆さま、

旧斎藤家別邸を管理されているスタッフの皆さま、

そして、日本文化や建物についてのアドバイザーを引き受けて下さった庭屋一如研究会主宰さま、

多大なご協力ありがとうございます。この場を借りて心より御礼申し上げます。

そして、英会話BOXから活動をサポートするために私から依頼させて頂いて、
アシスタントを引き受けて下さっている方、そして、1名のメンバーの方、活動中のサポート有難うございました。

以下、活動報告です。

このプロジェクトで心がけているのは、
英語レベルに関係なくプロジェクトに参加できること、
参加者それぞれがコミュニティーに持っている知識を進んで共有して、
互いに助け合いながら前に進むことができる雰囲気をつくること、です。

非常にチャレンジングなのですが、これらを達成して行き、
コミュニティーが自主的に前に進めるようになることが、私の最終目標です。

今回は、下記のようなスケジュールで開催させて頂きました。

1) 5:00-5:15:オープニング
2) 5:15-6:00:英語を使って参加者同士交流する時間
3) 6:00-6:10:休憩
4) 6:00-6:45:おもてなし英語フレーズ&日本の文化を英語で紹介
5) 6:45-7:00:感想を共有する時間


それぞれのスケジュールについて報告させて頂きます。


1) 5:00-5:15:オープニング

新体制での運営に関わって下さる皆さまから一言ずつ挨拶を頂いた後に、
私からプロジェクトの概要を説明させて頂きました。
今回から新しく参加されるメンバーの方もいらっしゃいましたので、
ポイントだけ説明させて頂きました。
特に、このプロジェクトでは、英語のレベル問わず参加いただけること、
そして、メンバー同士が知識を共有しながら前に住んでいくことについて言及させて頂きました。

そして、参加者の中で最近外国人のお客様をご案内された方がいらっしゃったので、
その方々から、その時の様子をシェアして頂きました。
斎藤家別邸での実例を共有することは、とても有効です。
実例をお聞きできれば、どの実例に対して有効なアクションを検討することができます。
シェアして頂いた皆さま、有難うございました。

2) 5:15-6:00:英語を使って参加者同士交流する時間

この時間では、詳しくは、下記のように行いました。

 ペアアクティビティー
 5:15-5:25: ペアになって英語で交流する時間。
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 チームアクティビティー
 5:25-6:00:えんがわ の説明をチームで考えてみましょう。
 5:25-5:30:チーム分け、チーム内で自己紹介、チーム名を決定
 5:30-5:40:えんがわ の説明を出来るだけシンプルに日本語で考える。
 5:40-5:50:決まった説明文を英語にしてみる。
 5:50-6:00:それぞれのチームの日本語説明、英語説明を発表する時間。


まず最初にペアになって頂き、英語で自己紹介や近況などを話してもらうアクティビティーをしました。
英語がわからない方でも、英語を発声できるようにパワーポイントで参考例文も何個か掲載させて頂き、
一言でも二言でも英語を発生して、それを基に英語でも日本語でも良いのでたくさん交流して頂けるようなリードをさせて頂きました。
私が主催させて頂くどの活動でも共通しているのですが、英語を口から出すとなぜか皆さま、とてもテンションが上がるようで、
英語って私たちを明るくする力があるのではないかと感じます。
こちらの活動でも「まちがっているかもしれない。。。」と心配そうな表情をされている方も、英語を一言、二言と話していかれるうちに、
表情が明るくなっていくのが、わかりました。それで、ペアの中で、「これって何ていうのかしらね?」「こういう風に言えばいいんじゃない?」
などなど、ペアが協力されている姿もたくさん見ることができました。率直に・・・そう言った協力されている参加者の皆さまのお姿は、
美しくて!感動的でした。

次にチームアクティビティーです。

今回、日本文化で取り上げさせて頂いたのは、縁側でした。
庭屋一如研究会主宰さまから縁側についての説明文を頂き、
それらに英訳を付け加え、資料を作成してこのアクティビティーに臨みました。
しかし、準備した資料は、重点的には取り扱わず、
チームでオリジナルの縁側についての説明をまず日本語で、次に英語で作成して、
全員の前で発表してもらいました。
チーム内で作成して頂いた縁側についての説明文は、どれも素晴らしく、
すぐにでも英語でご案内して頂ける内容ばかりでした。

ここで強調したのは、協力すれば、こういった日本文化の説明文も作成することができることです。

そして、このチームアクティビティーで縁側を英語で説明することに対する興味が高まった時点で、
事前に準備しておいた参考説明文とその英訳を参照し、英語で縁側を説明することに対するモチベーションが、
活動後も継続されるような形で、このアクティビティーを終えました。


休憩を取ってから・・・

4) 6:00-6:45:おもてなし英語フレーズ&日本の文化を英語で紹介

こちらの時間では、外国からのお客様がいらっしゃった時に、どのようなお声掛けが有効かということを、
実際に起こり得る状況を想定し、そのやりとりを英文にして資料を作成しました。

ポイントとなる例文は、発声練習を行い、なるべく参加者の方の印象に残るようにリードさせて頂きました。

会話と言うのは、その時によってどのように展開するかわからないものです。
そこで、想定がしやすい内容と、想定がしにくく、その場でとっさに考えなければいけない内容のサンプル例文を2種類準備しました。
とっさに考えなければいけない内容のサンプル例文では、とっさに考えなければいけないパートは、あえて空欄にして、
回答がオープンであり、どのような角度からの回答でも会話になりえることを、説明させて頂きました。

そして、完璧な英語よりもおもてなしの心がこもった英語が有効であることを再度強調し、
パーフェクトな英語にこだわらないで良いことをお伝えしました。

5) 6:45-7:00:感想を共有する時間

プロジェクトを継続していく中で一番大切にしているのが、参加者の皆さまからご感想です。お1人ずつ小さな紙をお渡して、感想を書いて頂きました。頂いた感想は、後日公開させて頂きます。初めて参加して下さった方3名を中心に口頭でも感想を発表頂きましたが、楽しんで頂けたようなので、ホッとしました。
活動を通して、参加者の皆さんの笑顔をたくさん見ることができました。活動を終えた時、出張帰りだったということもあり、とても疲労していたのですが、精神的には、満足感と達成感でいっぱいでした。支えて下さる皆さまのおかげでモチベーションもさらに上がりました。皆さま、本当にありがとうございました!!