・孟宗竹 もうそうちく
イネ科、竹の竹の子が最も需要があり春先4、5月に多く出回って柔らかく朝堀りされすぐのものは香りがありえぐみもなく良質とする。そのまま生で食べられることもあり、たけのこは、大きいほうが美味でチロシンが多い。中国より琉球、薩摩を経て元文元年(1736年)渡来している。
栽培は、竹林を作るのに親竹を10月に4m四方ごとに植付け3年目にようやく収穫ができるようになる。竹は、高さ10m内外、茎は最大で直径10~20cm以上になり枝が細く分岐し先は垂れ気味になる。5年目には、また親竹を配置し直し、古いものから直し、その後太さ長さが変わらずに生き続けている。
アクとえぐ味の原因物質となる成分で主にシュウ酸とホモゲンチジン酸を含む。
収穫は、夜明けとともに地面が盛り上がった亀裂(きれつ)のところを掘り起こしまだ地下にある太くて短い25cm以下の香り、光沢のよい新鮮なものを収穫する。もうひょっこりと頭を出しかけたのはすでに固くなっているものが多いという。真夏の時期を除いて春に多く収穫するがほぼ、年間を通して暖地から寒冷地ものへと移行しながら出荷している。
ご愛読戴きましてありがとうございます。よりよい情報をお届けしてまいります。