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[腸内細菌]食生活について語ろう

2022年09月03日 | 美容ダイエット

・腸内細菌Enteric bacteria・Intestinal bacteria  ちょうないさいきん
  動物の腸管内にすむ細菌でほぼ100種、1.5kg、排便の30%を占めるともいわれる。

有用菌(納豆菌・酵母菌・麹菌・乳酸菌等)20%もあるが善玉にも悪玉にも属さない中間菌(日和見菌)70%、有害物質を生成する菌(ピロリ菌Helicobacter pylori・ブドウ球菌 Staphylococcus ・ウェルシュ菌Clostridium perfringensなど)10%もあり人の健康に与える影響は大きい。

納豆菌・酵母菌・麹菌は、糖化菌と呼ばれ糖化作用を持っている細菌群で糖化菌は芽胞を形成していることより胃酸の強い酸性、アルカリ性、タンパク質の変性や熱の影響を受けることなく、安定した状態で腸まで届くことで知られる。分解した糖が、乳酸菌やビフィズス菌のエサになる。

腸内細菌の中には、酵素的働きをするものが多く存在しビタミン(ビタミンB1、B2、B6、ナイアシン、パントテン酸、葉酸、ビオチン、αーリポ酸、ビタミンKなどを合成)、ホルモンの産生に関与し肝臓にある酵素より多いといわれる。乳児では少なく、高齢者では特有の腸内細菌が存在して病原菌に対する防御力の衰えが見られ感染しやすくなる。

高蛋白食でトリプトファンから腸内細菌によって発ガン物質のインドールが生成されるが乳酸菌食物繊維の多い豆類、野菜類のセルロースを取ることによって発ガン性の腸内細菌が抑制されるといわれる。乳糖不耐症、胃腸障害等も腸内細菌が関係しているという。phの調整、細菌バランスを整えるのがよい。

 

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