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[土壌作り]食生活について語ろう

2023年03月12日 | 美容ダイエット

・土壌作りSoil making どじょうづくり
  作物を栽培するのにその作物に適した肥沃な土壌が必要です。そのための土づくりは、土壌を作物が育つのに必要な養分、水分がバランス良く含むことが求められます。 良い土質とは水はけ、水もち共に 良く堆肥のような有機物を多く含む土です。
植物は有機物を吸収・利用することがほとんどできません。腐植の生成過程は土壌の有機物は微生物により分解を受けて、微生物の増殖と死滅の中で有機体窒素成分は、尿素、アンモニア、硝酸となり植物に吸収、溶脱したりして減少していきます。肥沃な土には、有用な微生物が生育し、その植物に適した養分のバランスが整っていることと育てたい野菜の好む条件を知る必要があります。

光合成に必要な、炭素(C)、酸素(O)、水素(H)は、自然界から常時降り注がれます。
肥料の三要素としている、不足しやすい窒素(N)、リン(P)、カリ(K)です。例えば肥料の包装記載の「N-P-K=5-10-5」は、3要素の割合を表示し、この場合、肥料100g中に窒素5g、リン酸10g、カリ5gを含有してことを示します。果菜類🍆🍅🌶🥒を育てるのには最適なバランスの5:6:3で配合の肥料を用いています。
初期の生育期には生長に必要な栄養分で窒素成分の多いもの、蕾をつけて花を咲かせ実をつける生殖生長期にはリン酸・カリの多いものを施肥するなど、使い分けると効果的です。
1)窒素(N)
 生育初期の生長期(栄養生長)に葉肥(はごえ)と呼ばれ、多く必要です。
2)リン(P)
 根の伸長促進や花・実の充実(生殖生長)に花、果実に必要です。実肥(みごえ)、花肥(はなごえ)と呼ばれ遺伝子を司(つかさど)る元になるDNA(核酸)の重要な構成成分となります。
3)カリ(K)
 根肥(ねごえ)と呼んで光合成を促進し繊維を丈夫にして、水分調整を行い暑さ寒さに対する抵抗力をつけたりします。

最も求められるのは、葉緑素となる中量元素(2次要素)です。肥沃な土壌の作り方は微生物の餌となる、新鮮な葉緑素を入れてあげることが大切です。
◇硫黄:タンパク質、アミノ酸、ビタミン等の合成に必須です。葉緑素(Mg・Cu・Feなどより構成)の生成を助け、不足すると古葉の黄化等、生育悪化につながります。
◇Ca(カルシウム):新芽、根の生育を促進し細胞組織の強化に働きます。過剰施用はマグネシウム(苦土)、リン酸、カリウムの吸収を抑制します。
◇Mg(マグネシウム):葉緑素の大きな構成元素です。カルシウムと同様にpH調整剤としても用いています。
微量要素
鉄(Fe): 葉緑素の生成に関与して不足すると新葉からの黄化を招きやすくなります。
ホウ素(B): 水分、炭水化物、窒素代謝に関与しています。雨で流れやすい成分です。
マンガン(Mn):葉緑素の生成、光合成、ビタミンCの合成に関与しています。
亜鉛(Zn): 葉緑素、植物ホルモンの生成に関与しています。不足は葉の奇形を招きます。
銅(Cu): 植物体内の酸化還元、葉緑素の形成を助けます。
モリブデン(Mo):窒素の消化吸収を助けます。
塩素(Cl):光合成、でんぷんの合成に関与します。
  速効性の肥料は一度に多量を与えると濃度障害を起こして生育不良になったり枯死する場合もありますので使用量には十分注意しましょう。
 作物に適した土壌改良は栄養分だけでなく土の通気性や保水性も改善して、必要な微生物を増やしていくことも大切なことです。化学肥料だけの使用は土中の有機物が減り、緩衝力が減少します。
腐葉土、バーク堆肥、ピートモス、もみ殻、炭などで、 もみがらを焼いたものには、珪酸(ケイ素[シリカ]、酸素、水素の化合物)などを含み改良材として働き 連作障害防止などに有効です。肥料分(養分)は少ないですが、土に隙間を作り、ふかふかにして通気、排水、保水性をよくするのに働きます。 牛ふん堆肥、鶏ふん堆肥、豚ぷんは 植物の三大要素である窒素(N)・リン酸(P)・カリ(K)の肥料分を多く含みそれぞれに特徴があります。
鶏糞や牛糞のような肥料成分の多い堆肥を使用する場合は、先に 苦土石灰(アルカリ性)をまいてpHを中和してから2週間ほどなじませ、その後、堆肥を混ぜ込んでから植物を植え付けるのがよいようです。
多くの野菜に適正なpHは5.5〜6.5ほどの弱酸性です。苦土石灰と肥料成分の多い堆肥などは、同時に混ぜ込まないように注意しましょう。
石灰の使用目的は酸度調整ですので 大半の植物は弱酸性から中性が適していますが、土壌は雨などで徐々に酸性になっていきます。 石灰類を混ぜることにより土壌を中和するのです。
肥料には化学肥料(無機質肥料)として、化成肥料は1粒に「窒素、リン酸、カリウム」のうち2成分以上を含有します。配合肥料は2種類以上の粒状、粉状または、顆粒状の原料や有機原料などを混合したもので多くが無機質肥料と有機質肥料(天然肥料堆肥・魚粕・大豆粕・菜種粕など)を混合しています。
野菜は種類によって、気候・風土も関係してきますが、肥料の吸収パターンが異なりますので、それに応じて使い分けます。連作障害とは、同じ種類ないし同じ科の野菜を同じ場所で続けて作ることにより発生し特に土壌の酸性化またはアルカリ化、肥料過多による土壌養分濃度の高まりやバランスの乱れが悪い影響を与える場合があります。
連作障害の出やすいんはナス科🍆🍅🌶に多く、マメ科、ウリ科、アブラナ科などです。
ネギ類は連作障害を起こしにくく、土壌中の病害虫の活動を抑制しますので混植でナス🍆、トマト🍅、キュウリ🥒とネギ類(ネギ、ニンニク🧄、ニラ)を混植する組み合わせがあります。さらに土壌の消毒、通気性をよくしてその植物が育ちやすい環境づくりが常に行われています。輪作で開ける年数は作物により1~2年のアブラナ科、ナス科・ウリ科では3~5年程です。果菜類で耐病性の台木に接ぎ木して連作することができます。
数ある野菜の中には、放置しても育つ野菜もあるようです。連作障害の出にくい野菜は、サツマイモカボチャニンジン🥕、タマネギ🧅、ネギなどです。 

 

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