・カリフラワー Cauliflower かりふらわー
アブラナ科、ヨーロッパ西海岸を原産地としキャベツの変種でブロッコリー、メキャベツも同じ仲間であり花かんらんとも言われる。日本には、明治初期に紹介されているが普及は、昭和40年代に入ってから。外葉でつぼみを包み込み太陽に当てないようにして作られる。
スーパーでもよく見かけるロマネスコ Romanescoは、ヨーロッパで開発し、主に1990年代より流通、栽培している、現状では分類上はカリフラワーの一種として、別名ロマネスク、ブロッコフラワーともいいブロッコリーに味の似たカリフラワーの変種です。カリフラワーとブロッコリーの掛け合わせだと言われていますが、ロマネスコからカリフラワーとブロッコリーが作られたとも言われています。真偽のほどは定かではありません。単にカリフラワーの形でブロッコリーのような緑色をしたものと、多数の突起が特徴の2種類があり、味はカリフラワーに近い。日本ではカリッコリー、カリブロ等の名称でも流通する。
耐寒性、病虫害に強く早生種、中性種、晩生種とあり夏まき、秋どり、冬どりして10月から翌年の3月まで収穫できる。冬に美味しいカリフラワーが育つ。春になるととうがたって開花するのでつぼみの開花していない固く引き締まった薄いクリーム色がかっているほうが良い。晩生種が丁度手ごろで品質としても優れる。
消費が緑黄色野菜のブロッコリーに押されぎみの傾向にある。茹でてサラダ、ピクルス、シチューにしている。ビタミンCが茹でたカリフラワーに53mg/100gと多く含まれる。アブラナカ科であるカリフラワーにもイソチオシアネートという辛味成分が微量含まれ抗酸化、抗がん、殺菌作用、免疫力アップに役立つ。
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