・印度蛇木Rauwolfia いんどじゃぼく
キョウチクトウ科、熱帯アジア産に分布する常緑の低木で樹高1mほどで、根は、ねじれがあり蛇のようで名前の由来としている。
キョウチクトウ科、熱帯アジア産に分布する常緑の低木で樹高1mほどで、根は、ねじれがあり蛇のようで名前の由来としている。
葉は、長円形で表面は緑色でつやがあり、裏面は白色を帯び、3~5枚が輪生する。花は花茎(かけい)の先に集散花序につき白又は淡赤色の筒状に咲かせる。果実は球形で熟すと黒くなる。
根を天日乾燥させ印度で古くから使われた薬用植物で今でも蛇毒などの解熱、血圧降下剤として使用している。
キョウチクトウ科は、植物が毒を持つ有毒植物のものが多いが、インドジャボクは薬としても用いられている。根より1952年にラウオルフィアアルカロイドRauwolfia-alkaloidのレセルピンReserpineが単離されたが、現在では化学合成し製造する。
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