・手長蛸 てながだこ
軟体動物門頭足綱マダコ科、全国的に分布するが主に瀬戸内海沿岸、下部潮間帯(しおまたい)から水深200~400m付近の泥地に多く生息する。夜行性で全体的に単一の色彩変化がみられ赤褐色、黒褐色などとなる。
足長だこともいわれ全長70cmで胴体(頭)8cmに比べ足(手)の長いのが目立ちテナガダコは 背中側の足が非常に長いのでこの名がつく。
混穫されて地元で消費されることが多く旬を春から秋の4~10月でマダコなどと比べるとやや水分が多く、旨みが少ないが酢のもの、蛸飯にする。はえ縄(1本の縄に釣り針のついた糸をたくさんつけて取る漁法)の餌ともしている。韓国料理にサンナクチ(活けダコ刺身)や炒め物によく使われている。
ご愛読戴きましてありがとうございます。よりよい情報をお届けしてまいります。