・イミダペプチドImidapeptide いみだぺぷちど
渡り鳥の胸の筋肉や、鰹、鮪等の回遊魚の筋肉などに多く含み、どちらも長時間動かし続ける筋肉に大量に含まれていることから、それらの「持久力」の源として研究されている。
渡り鳥の胸の筋肉や、鰹、鮪等の回遊魚の筋肉などに多く含み、どちらも長時間動かし続ける筋肉に大量に含まれていることから、それらの「持久力」の源として研究されている。
イミダペプチドにはおもにカルノシンCarnosineとアンセリンAnserineが、ほかにバレニンBalenineがある。イミダペプチドは別名でイミダゾールジペプチドImidazolepeptideとも呼ばれ、カルノシンではβ-アラニンと ヒスチジン(β-alany1-L-histindine)、アンセリンではβ-アラニンとl-メチルヒスチジン(β-alany1-1-methy1-L-histindine、バレニンは、ヒスチジンとβアラニンという2つのアミノ酸が結合してできた成分を言う。
生理作用としてはカルシウムの体内輸送をする。さらに疲労予防をする力だけでなく、疲労回復力を高める力があると考えられる。そして、そのイミダペプチドの分子の中にある「イミダゾール基」と呼 ばれる部分が抗酸化作用を持つといわれる。
食肉においては鳥胸肉100g(200~400mgのイミダペプチド)が牛肉や豚肉に比べて2~3倍も含んでいることが知られる。
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