・鱮/鰱Japanese bitterling たなご
コイ科、全国各地の河川、湖沼(こしょう)に生息し鮒(ふな)、鯉(こい)に体型が似るが全長6~8cmの小魚で一対の口ひげは短く、オスに鮮やかな婚姻色が出て体色は、淡い青緑色をする。産卵を長い産卵管を使い生きたからす貝、二枚貝に卵を産みつける習性があり貝の中である程度成長し稚魚が水中にでてくる。環境悪化により数が激減している。
苦味があり苦鮒(にがぶな)ともいい、あまり食用とすることは少ない。たなご、やりたなごが11月より翌年の2月の冬季に苦味がなくなり旬とする。濃い目の味付けし南蛮漬け、スズメ焼き、甘露煮、佃煮にしている。
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