・ラ・フランスClaude Blanche らふらんす
バラ科、中国原産、品種改良による洋梨型の果実で1864年に、フランスのクロード・ブランシェClaude Blanchet が発見している。日本には、当初明治36年(1903年)に静岡県へ受粉用とし導入していた。
ラ・フランスは日本独自の呼び名で、フランスでの品種名は発見者の名を取り、Claude Blanchetとしている。山形県には樹齢が100年ほどの樹があることから、短期間に山形県に導入したと考えられる。
果皮部には斑点が見られ大変香りが良く、濃厚な甘みと滑らかな舌触りで、上品な甘さがある。本国フランスなどヨーロッパ各国では、気候が合わなかったためにほとんど生産されていない。
日本で生産体制が安定したのが昭和60年頃で、これ以降は、栽培面積、収量ともグンと伸びている山形県で全国の生産量の約80%を占める。食べごろを迎えると一気に熟成が進む。主な産地は山形県、長野県、青森県で、10月上旬-中旬頃200g~250gほどで収穫し、11月上旬~中旬にかけて食べ頃となる。
100g中生でエネルギー48kcal、水分84.9g、タンパク質0.3g、脂質0.1g、炭水化物14.4g、灰分0.3、ナトリウムTrmg、カリウム140mg、カルシウム5mg、マグネシウム4mg、リン13mg、鉄0.1mg、亜鉛0.1mg、銅0.12mg、マンガン0.04mg、
ビタミンA:(0)μg、ビタミンD:(0)μg、ビタミンE:0.3mg、ビタミンK:(4)μg、ビタミンB1:0.02mg、ビタミンB2:0.01mg、ナイアシン0.2mg、ビタミンB6:0.02mg、ビタミンB12:(0)μg、葉酸4μg、パントテン酸0.09mg、ビタミンC:3mg、食物繊維1.9gを含む。
ご愛読戴きましてありがとうございます。よりよい情報をお届けしてまいります。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます