・ラジウムRadium らじうむ
キュリー夫人Madame Curie(1867-1934)が1898年にピッチブレンドPitchblende鉱から発見した放射性元素の代表的なものとして知られα、β、γの3種の放射線を発して変化する。
天然では、単体で産出しない。単体は銀白色の重い金属で常温でもすぐ酸化し、火をつければ空気中で輝赤(きせき)し激しく燃える。水、酸で分解するアルカリ土類金属のひとつとして存在し天然のラジウム226Raの半減期は、1590年としている。
ラジュウム放射能温泉がありラジウム卵、飲用に利用し免疫力を強化、ガンを抑制する。よく知られる秋田県仙北にある玉川温泉のラジウム0.20~0.50μSv/h程度といわれる。
ラドンは、ラジウムの崩壊によってガス体として生じ放射性を持ちα線を放射する。内部被曝ではα線の実体はヘリウム(不活性気体)原子核であり吸引などすると打撃が大きくなる。元素によっては身体の中の特定の器官に集まることもあり、限度以上に経口、吸入することによって対策が困難となる。
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