・クールベジ くーるべじ
農林水産省では、夏秋野菜のさらなる消費拡大をめざして「冷房ほどほど クールベジ」をキャッチコピー、テーマにした取り組みを進めています。「クールベジ」とは「クールベジタブル」の略で、「野菜料理で涼しくなろう」というメッセージが込められています。
夏秋野菜の消費拡大に向けたキャンペーンを行っています。
冷房を控えて野菜で涼(すず)もう
献立例で
暑さスッキリ!夏の野菜レシピ集
(1)冷え冷えキャべラーメン
(2)キャベツ畑でクーリン・グー
(3)丸ごとレタスの肉味噌サラダ
(4)レタスカップの冷そうめん
(5)にんじんご飯de 冷え冷え冷や汁(豆腐)
「夏バテ気味で食欲がわかない」という方、そんな方におすすめなのがレタスやキャベツ、ニンジンといった野菜を使った見た目にも涼しげな料理です。
家庭で楽しんでいただけるように手軽で簡単な「暑さスッキリ!夏の野菜レシピ集」を作成して、あっさりおいしい5種類のメニューを提案しています。
野菜にはカラダを冷やす野菜と温める野菜があると言われています。
夏はカラダを冷やす野菜を冷たい料理や夏バテに負けない食欲の出る料理にしましょう。
クールベジとは、 体の余分な熱を逃がすカリウムと水分を含む夏野菜のことで、熱中症予防や夏バテ予防に良いとされています。 節電が求められる今夏、室温ではなく、体温を下げるクールベジが注目を集めています。
節電が叫ばれる最中(さなか)に冷房を入れるよりも食事で暑さ対策をしましょうということです。節電フードともいえます。
野菜には、水分90%内外とカリウムを多く含んでいます。
食べて冷やそう。ナス、きゅうり、トマト、レタス、ズッキーニ、ゴーヤ、冬瓜、西瓜
カリウムは、浸透圧の調整、神経・心機能の調整、利尿作用、タンパク質の代謝、筋肉の収縮に関与し不足することによって筋力低下、腸閉塞、味覚・反射機能の低下がみられています。
水分排出や腎臓の老廃 物の排泄を促し、その時に水分とともに体の余分な熱を体外に放出します。
さらに余分なナトリウム(塩分)を排出して、血圧を正常に保つ働きをしています。動脈硬化の予防にもなります。
夏の暑さで汗をかくと、汗といっしょにカリウムも失われがちですが、カリウムが不足すると筋肉がスムーズに動かず、重さやけだるさを感じ、これが夏バテとなりカリウムの含まれる野菜をとることによって、水分の補給と共に夏バテも解消できるのです。
あくの成分は、フラボノイド、ポリフェノールであり毛細血管の強化、保護、血流を改善します。
クエン酸で吸収をよくします。カリウムの補給は生でとることができる生野菜、フルーツがよいです。
夏は電力不足が懸念されています。エアコンによって外から体を冷やす前に、食べて体の内側から暑さ対策を行い、夏ばてしない、ひんやりを感じる「クールベジ」を心掛け、栄養バランスの取れた食事としたいですね。
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