駅から始まるまちづくり

駅と街のあり方をはじめ、街づくりの様々な話題について考えます

資料室:記事に関連した情報です

別府で発見

2013-07-28 10:52:39 | わが町の顔の「駅と街」

先週の大分出張で別府の「鉄輪温泉地区整備」も見せていただきました。
温泉の質と有名さにあぐらをかいて(と地元の方がおっしゃってました)、じりじり観光客が減少。
これではいけないと、別府市と地元の方々が連携して、石畳の舗装や、鉄輪むし湯温泉建替え、景観整備、地元で人気の「地獄むし料理」が観光客も楽しめる工房の整備などを進めてきたということで、温泉の情緒があって居心地のよい街となっているなとの感想を持ちました。

その中でちょっとユニークだと特に印象に残ったのが、裸電球の街路灯整備。
後ろの建物は古くからある、地元の皆さんが共同で利用する温泉場(観光客も利用可能です)
そのレトロな雰囲気をいかして散策に風情を出すための「裸電球」だとか。

昔、歴史的な雰囲気を活かした道づくりを担当していたときに「時が流れて昭和30年代~40年代の街並みを歴史的な風景として保全・再生するときには、電線と電信柱も必要ですね」と上司に言って一笑に付されたことを思い出します。



大分で発見

2013-07-26 01:05:06 | わが町の顔の「駅と街」

盆踊りの準備風景が続いたので、気分を変えて先週の大分出張で街で見かけて印象に残ったもの。 まずは、駅からのびる幅100mのシンボルロードにて。 「100年の樹」といって、一般公募でデザインが採用されたもの。 大分市の100年間の人口をそれぞれの輪の直径でしめしたもの。 上の方で段がついて拡がっているのは合併のため。 下の方でへこんでいる部分は戦争の時。 大分の場合、ちょうど人口の伸びが手ごろだったんですね。周辺の樹と調和するような伸びやかさを感じます。 もし、人口がほとんど変わらないような街だったら単なる丸太みたいだし、急激に人口増加していたら、不安定な形になってしまうし。 「自分の生まれた頃はこのあたり」とか、世代間のコミュニケーションにつながりそうで、興味深かったです。



下の写真はおまけ。大分駅構内の銭湯、ではなくて、トイレの入り口にかけられた暖簾。 さすが「おんせん県」ですね。



調布市 中心市街地デザインコンセプト

2008-12-03 09:18:28 | わが町の顔の「駅と街」
調布市では調布駅など3駅を含む区間について連続立体交差事業が進められていますが、鉄道が地下化されオープンスペースとなる現在の鉄道敷地や3つの駅前広場をどのようなコンセプトで整備するかについて、検討が進められています。
その案は調布市役所のWebに掲載されますが、市民からの意見をアンケート等で募集しています。ご興味がありましたら、是非ご覧ください。