旧古河庭園の薔薇
異国情緒たっぷりの洋館
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旧古河庭園は、東京都北区西ケ原にある都立庭園。
洋館と洋式庭園は、イギリス出身の建築家ジョサイア・コンドルにより設計された。
ジョサイア・コンドルは、他に旧岩崎邸洋館、鹿鳴館、ニコライ堂なども設計しています。
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政治家・陸奥宗光によって土地を購入
宗光の次男・潤吉が古河財閥創業者の養子となったため、古河家に所有が移った。
関東大震災にも東京大空襲にも耐え
太平洋戦争末期には陸軍の将校宿舎として接収され
終戦後は連合軍に接収された。
占領軍の財閥解体に伴い財産税などの物納で国有財産となる。
大蔵省は、東京都に貸し付けることを決定し、「旧古河庭園」として開園。
建物は払い下げの係争が決着せず、放置され「お化け屋敷」と言われ
昭和57年に東京都名勝の指定を受け7年をかけ現在の状態まで復元された。
大正時代初期の形式をよく留める庭園が評価され、国の名勝に指定された。
歴史に翻弄された邸宅は、現在、東京のバラの名所として親しまれている。
庭園の薔薇
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洋風庭園に色々な種類のバラが咲き乱れ綺麗でした。
薔薇の時期に訪れると素敵な洋風庭園を見ることができます。
所在地 東京都北区西ケ原1-27-39