遠藤雷太のうろうろブログ

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インプロカンパニーPlatform『めくる、くる、くる。「“黒”童話賞」』

2018-05-07 19:56:48 | 観劇三昧

最新公演】めくる、くる、くる。の稽古場に潜入してみた

※わかりやすいけど、ヒロインがヒールだ…。

観劇三昧:インプロカンパニーPlatform『めくる、くる、くる。「“黒”童話賞」』

2018/5/6

元天才童話作家だった少女が再起をかけて童話賞に応募する話、を即興で作った作品。

全部で10日間13公演あるうちの、2日目3回目の公演。

公演期間序盤だから、慎重にやるのかなと思ったけど、前の2作品より、危ういシーンが結構あった。

その四方から飛んでくる危うさを、構成・演出の住吉さんが、舞台のど真ん中でバッサバッサと調整していくところが見どころ。

妖精役の斉藤慎介さんがいい感じに発想を飛躍させていた。スス流されるの笑った。

個人的には100分くらいのほうが観やすいのかなと思うけど、15人の登場人物にバランスよく参加機会を作りつつ、小さな物語を大きな物語に組み上げていく構成力はやっぱりすごい。

即興パートと脚本パートの区別もだいぶんはっきり見えてきたので、どういう設定なら近いことができるのかなとつい考えてしまう。

■作品情報(観劇三昧HPより引用)
公演時期 2017/05/13
上演時間 02:00:56

出演者:
住吉美紅
早さきえこ
戸草内淳基
小原敬生
斉藤慎介
五代あたる
宮嶋野乃花
村田貴章
干場明日美(Platform/東京オレンジ)
三浦麻理恵(Platform/47ENGINE)
海原優騎(Platform/劇団しおむすび)
中野和哉(劇団だるい)
青山雅士(INNERSPACE)
ひろせなおや(アトミックモンキー)
高橋笑里(マグネシウムリボン/劇団しおむすび)

スタッフ :
構成・演出:住吉美紅
ミュージシャン:村田貴章
照明:田中稔彦
音響:三浦麻理恵 石巻遥菜
舞台監督:吉田慎一(Y'sファクトリー) 小林朝紀(Y'sファクトリー)
衣装協力:成川友里子(チームトリプルY)
広報:石巻遥菜
制作:干場明日美 市村彩子
スタッフ:辻周典 嶋拓哉 畑野芳正/演出助手: 小原敬生

■あらすじ
13歳にして、童話作家になる夢を叶えた少女、本郷栞。
32歳になった今、思い知るのは、
「あれが人生のピークだった」ということ。
周囲にとって自分の夢が負担でしかないと知ってしまった栞は
いつしか自分の書いた物語の中に迷い込んでいた。
「ハッピーエンドなんて、嘘ばかり。
こんな物語、めちゃくちゃにしてやる。」
即興で紡がれる、世界にひとつの童話たち。
これはきっと、あなたの物語。

<Platformのインプロ>
Platformでは「即興演劇と台本演劇の融合」を目指し、1公演がひとつのストーリーとなる「コンセプトインプロ」を研究しています。

「誰と結ばれるかわからないラブストーリー公演」
「誰が生き残るかわからないバトルロワイアル」
「有罪無罪を観客が決める即興裁判」など、

時に台本や演出、ダンスなど決め打ちの要素を織り込みながらも
劇中劇や予定調和として即興を扱うのではなく
即興の良さ、自由度を最大限に引き出すための構成を探求しています

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