ShowCaseBar「TOY+」〜その1 まだ支度中ですよ〜
2024/1/9
開業準備中のカフェで、たまたまやってきたお客さんを相手に、三人の店員がダンスを披露する話。
演劇作品というより、演劇やダンスをする人たちを題材にした映像作品になっている。
最初にダンスに対して厳しいダメ出しが行われている様子が映る。
最近、演劇の現実の現場でパワハラが話題になることが多いので、ちょっとハラハラする。
記号としての鬼演出みたいな表現なんだけど、こういう部分から直していかなきゃいかんのかなと余計なことを考えてしまう。
ダンスは、いろんなところで活躍されている方々のようなので、素人が見てもかっこいい以外の感想がむずかしい。
二人組が前後の立ち位置で合わせて踊るところは新鮮に感じた。
ダンスとダンスの間の極端な掛け合いはにどういう気持ちになればいいのかよくわからなかった。
意図的に茶番感を出して観る側の敷居を下げようとしているのかな。
目の前でプロレベルのダンスを見ることはほとんどないから、手品のクロースアップマジックが一ジャンルになっているように、こういうカフェの在り方も面白いのかなと思ったりした。
詳細(観劇三昧HP)
■公演時期 2020/08/16
■キャスト
椙山さと美
みお(nuance)
峰ゆとり
浅野康之
■スタッフ
演出・脚本・振付家:浅野康之
音響:大畑修平
照明:佐々木夕貴
音響プランナー・照明プランナー・衣装デザイナー・舞台美術家:浅野康之
楽曲提供:佐藤嘉風(KAFU RECORD)
映像プランナー:浅野康之
■あらすじ
【ShowCaseBar「TOY+」とは?】
「ドラマが振付する」をモットーに、劇団鹿殺しや劇団KAKUTA、劇団Patch、劇団ミスマガジン、他映像作品、横浜発のアイドルユニット「nuance(ヌュアンス)」などに振付を提供している振付・ステージングチームTOYMENが自らの振付を気軽に楽しんでいただくべきしてオープンしたダンスBar喫茶です。読み方はトイプラ。
今作品の第1回目はCOVID-19の影響で配信でのオープンになったものの、2回目以降は実際お酒を楽しんでいただきながらTOYMENメンバーでもあり「TOY+」の店主でもある浅野康之、通称YASU主導のもとお洒落なバー喫茶で会話も楽しみながらパフォーマンスを楽しんでもらう予定です(2020年11月現在)!生配信用に創られた今作品は、お客さん目線でワンカットで物語が進行しています。30分ほどの手頃に観られる作品です。普段、劇場で行われるような作り込まれた美術がきちんとあるわけでもないですしとてもシンプルな作品ですが、もどかしい情勢の中、たくさん悩み、配信で誰かを楽しませることができるのではないかと手掛けたモノのウチのひとつです。
ShowCaseBar「TOY+」〜その1 まだ支度中ですよ〜は浅野康之が、敬愛する佐藤嘉風さんの楽曲を使わせていただいております。誰の心にも広く受け入れられる、ポップで、海の景色や匂い、稲穂が風に揺られてる田舎の情景などがすぐそこに感じられるような優しく愛のある自由な曲と思えば、時には時代の最先端をいくような機械的で緻密に練られた衝動的な狂ったような曲を創られる佐藤嘉風さん。素晴らしい楽曲を創られる佐藤さんを知っていただくきっかけのひとつにでもなればとても嬉しいです。
【出演】
椙山さと美
みお(nuance)
浅野康之
【構成・演出・振付】
浅野康之
【楽曲提供】
佐藤嘉風
EPAD・・・「緊急舞台芸術アーカイブ+デジタルシアター化支援事業」
(文化庁「文化芸術収益力強化事業」)の略称です。
本サイトでは、同事業において、新旧の舞台芸術の映像を配信できるように権利処理した作品に【EPAD】の印をつけています。
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