2023/1/14
プロレスラーTAJIRIが、アジア諸国やアメリカでプロレスの指導や試合、滞在時の様子を記録した本。
実際に深夜特急には乗らないけど、元WWEのスーパースターという経験を活かして、試合よりも移動、宿泊、飲食、練習、プロレスの華やかではない部分をおもしろおかしく書いている。
現地のプロレスラーやスタッフたちの話が、TAJIRI風に翻訳されている。
ほんとにふざけていて楽しい。意味だけでなく、ノリも伝わってくる。
プロレスを指導するときに、さりげなく出てくる目線の話や、リングに上がったら素の自分を見せないという話は演劇にも通じるところあるかもしれない。
彼が周囲から求められるのは、単に「元WWEだから」というわけではないとよくわかる本だった。
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