遠藤雷太のうろうろブログ

何かを観たら、とにかく400字または1000字以内で感想を書きつづるブログ。

藤村享平監督『パパはわるものチャンピオン』

2018-10-13 00:27:46 | 映画を見てきた

2018/10/11

・息子に軽蔑されてしまったヒールレスラーが一念発起する話。

・主人公は棚橋弘至。元エースだったけど、怪我がきっかけでヒールターンしてしまったという設定。

・そして、現エースを演じるのがオカダ・カズチカ。

・現在の新日本プロレスの関係性にも少しだけ重なる。

・常に見られる仕事だからなのか、立ってるだけ、顔をちょっとしかめただけで雰囲気が出る。

・本業の役者さんの巧さとはちょっと違うけど、現役のスターレスラーだからこそできる演技。

・むしろ膝の悪い動きであんなに説得力出すのは、役者さんじゃ無理なんじゃないだろうか。

・演技指導している人はかなり有能。

・試合の臨場感。いつものスポーツ中継的な俯瞰した見せ方ではなく、より近く、より効果的なアングルで見せている。

・余計な演出効果を入れないものいい。

・プロレスラーと映画製作者が互いに信頼しあいながらしながら絵作りしているように見える。

・いくらなんでも元エースにあんなひどいギミックをつけるかなとは思うけど、それもちゃんと後で効いてくる。

・スイートゴリラって。ほかになかったのか。

・ライオンプロレスの規模感が謎。テレビ中継はあるけど、バックステージはスカスカしている。

・奥さん役の木村佳乃さんが生活感のある美人で素敵。

・サインのくだり、プロレスマニアがあんなに喜ぶってことは、かなりストイックにヒールに徹してきたってことなのかな。

・ギンバエさん、特に何もいいことをしていないのに、とてもいい人そうに見える。

・子どもたちの記号的演技はあんまり好きじゃないし、子供しか出てこないシーンは正直見づらいんだけど、脚本レベルではかなりがんばっている。

・女の子のプロレスリテラシーが意外と高かったことがわかるシーンよかった。

・トーナメントの準決勝や最後の試合、自分も客席にいたかった。あのシチュエーション、観客として見ていたら絶対興奮する。

・もともと現役レスラーが多数出ている以上は難しかったんだろうけど、安易なカミングアウトをしていないところに好感。こういう話なら必要ない。

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